Wnn8 ユーザーズガイド

syslog 出力:

-S オプション指定時は、syslog ファイルへ設定したレベルに従ってメッセージを保存することができます。

出力先ファイルは syslog.conf の設定で変更できます。詳細は syslog に関するドキュメントを参照してください。

表 A–1 ログレベル

値 

syslogd のレベル 

意味 

ログ内容の概略 

LOG_ERR 

エラー 

致命的なエラー。システムが終了する状態。 

LOG_WARNING 

ウォーニング 

すぐに終了はしないが、最終的にはシステムが終了する状態。 

LOG_NOTICE 

処理した方がよい状態 

システムは続行できるがエラーが検出された状態。 

LOG_INFO 

インフォメーション 

  • クライアントの使用開始 / 終了情報

  • ライセンスの取得先

  • 辞書の種類

  • クライアントのタイムアウト

  • バージョン情報

  • その他

LOG_DEBUG 

デバッグ用メッセージ 

変換した文字とその結果。使用されたプロトコル情報。 

表 A–2 レベルの指定方法

入力例 

指定内容 

-S 1 

レベル 1 のログ出力 

-S 1,2 

レベル 1 と 2 のログ出力 

-S 1-4 

レベル 1 から 4 (1、2、3、4) のログ出力 

-S (レベル省略時) 

レベル 4 のログ出力