この手順を実行するには、大域ゾーン内で大域管理者になる必要があります。
スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。
zlogin コマンドと -C オプション、およびゾーン名 (この手順では s8-zone) を使用します。
global# zlogin -C s8-zone |
別の端末ウィンドウからゾーンを起動します。
global# zoneadm -z s8-zone boot |
次のような内容が、zlogin ウィンドウに表示されます。
[NOTICE: Zone booting up] |
コンソールへの初回ログイン時に、一連の質問に応答するよう求められます。画面には、次のようなメッセージが表示されます。
SunOS Release 5.8 Version Generic_Virtual 64-bit Copyright 1983-2000 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved Use is subject to license terms. Hostname: s8-zone Select a Language 0. English 1. fr Please make a choice (0 - 1), or press h or ? for help: Select a Locale 0. English (C - 7-bit ASCII) 1. Canada-English (ISO8859-1) 2. Thai 3. U.S.A. (en_US.ISO8859-1) 4. U.S.A. (en_US.ISO8859-15) 5. Go Back to Previous Screen Please make a choice (0 - 5), or press h or ? for help: What type of terminal are you using? 1) ANSI Standard CRT 2) DEC VT52 3) DEC VT100 4) Heathkit 19 5) Lear Siegler ADM31 6) PC Console 7) Sun Command Tool 8) Sun Workstation 9) Televideo 910 10) Televideo 925 11) Wyse Model 50 12) X Terminal Emulator (xterms) 13) Other Type the number of your choice and press Return: 12 . . . |
回答する必要のある質問のおおよその一覧については、『Solaris のシステム管理 (Solaris コンテナ : 資源管理と Solaris ゾーン)』の「ゾーンの内部構成」を参照してください。
(省略可能) 手順 3 で説明した 2 つのウィンドウを使用していない場合、構成情報の指定を求める初期メッセージが表示されない可能性があります。ゾーンへのログイン時に、構成情報の指定を求めるメッセージの代わりに、次のシステムメッセージが表示される場合があります。
[connected to zone zonename console] |
この場合は、Return キーを押すと構成情報の指定を求めるメッセージが表示されます。
不正な情報を指定したために構成をやり直す場合、うまく再指定できない場合があります。原因は、sysidtools により以前の指定が保存されていることが考えられます。
この問題が発生した場合は、大域ゾーンから次の回避手順を実行して構成処理を再実行してください。
global# zlogin -S zonename /usr/sbin/sys-unconfig |
sys-unconfig コマンドの詳細は、sys-unconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。