Oracle Solaris ソフトウェアを実行しているシステムでは、PPD ファイルをデフォルトラベルディレクトリに格納できます。また、PPD ファイルを構成するための独自に選択したラベルを指定することもできます。ただし、そのラベルがシステムで予約されている場合を除きます。
次のラベル名は予約されています。
caches
ppdcache
manufaliases
all
all のラベル名を除き、これらのラベル名は、ppdmgr ユーティリティーの -L または -R オプションのどちらでも指定できません。ただし、-r および -u オプションを使用している場合は、-L または -R オプションで all のラベル名を指定できます。SUNW で始まるラベル名はすべて、Oracle が使用するために予約されていますが、禁止はされていません。
システムに PPD ファイルを追加するときに、存在しないラベルを指定した場合は、指定されたリポジトリ内にそのラベル名を持つディレクトリが作成されます。デフォルトでは、PPD ファイルリポジトリが指定されていな場合、このディレクトリは /var/lp/ppd/label になります。システムに PPD ファイルを追加するときのラベルの指定の詳細については、「ppdmgr ユーティリティーのコマンド行オプションの説明」を参照してください。