スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
優先順位を変更したい印刷要求の要求 ID を決めます。
# lpstat |
詳細については、「印刷要求の状態をチェックする方法」を参照してください。
印刷要求の優先順位を変更します。
# lp -i request-id -H change-priority |
このコマンドで複数の要求 ID を指定できます。要求 ID を区切るには空白またはコンマを使用します。空白を使用する場合は、要求 ID のリストを引用符で囲みます。
印刷要求の優先順位を変更する方法として、次の 3 つのどれかを指定します。 hold、resume、または immediate です。
change-priority の有効値については、表 8–1 を参照してください。
また、lp の -q コマンドを使用すると、指定した印刷要求の優先順位を変更できます。優先順位は、最上位の 0 から最下位の 39 までの間で変更できます。
次の例は、要求 ID が asteroid-79 の印刷要求を優先順位 1 に変更する方法を示しています。
# lp -i asteroid-79 -q 1 |