パッケージには、次に示す省略可能な 4 つのパッケージ情報ファイルを含めることができます。
作成するパッケージのバージョンと互換性がある、以前のバージョンのパッケージを定義します。
パッケージと特別な関連があるほかのパッケージを示します。
ターゲット環境で必要なディスク容量を定義します。prototype ファイルで定義されたオブジェクトが必要とする容量よりも大きなサイズを指定します。たとえば、インストール時にファイルが動的に作成される場合、追加の容量が必要になることがあります。
パッケージのインストール時に表示される、著作権に関するメッセージのテキストを定義します。
各パッケージ情報ファイルには、prototype ファイル内にエントリが必要です。パッケージ情報ファイルの作成の詳細については、「情報ファイルの作成」を参照してください。
インストールスクリプトは必須ではありません。 ただし、インストールスクリプトを用意すると、パッケージのインストール時にカスタマイズしたアクションを実行できます。インストールスクリプトには、次の特性があります。
スクリプトは、Bourne シェルコマンドで構成されます。
スクリプトのファイル権限は 0644 に設定するようにしてください。
スクリプトには、シェル識別子 ( #! /bin/sh) を含める必要はありません。
request スクリプト
checkinstall スクリプト
checkinstall スクリプトは、特別なファイル システム検査を実行します。
checkinstall スクリプトは、SolarisTM 2.5 リリースおよび互換性のあるリリースでのみ使用できます。
手続きスクリプトは、パッケージのインストールおよび削除時の特定の時点で発生するアクションを定義します。次に示す定義済みの名前を指定して、4 種類の手続きスクリプトを作成できます: preinstall、postinstall、preremove、および postremove 。
クラスアクションスクリプトは、オブジェクトのグループで実行される一連のアクションを定義します。
インストールスクリプトの詳細については、「インストールスクリプトの作成」を参照してください。