アプリケーションパッケージ開発者ガイド

クラスアクションスクリプト

クラスアクションスクリプトは、パッケージのインストールまたは削除時に実行される一連のアクションを定義しています。アクションは、クラス定義に基づいてパス名のグループに対して実行されます。クラスアクションスクリプトの例については、第 5 章パッケージ作成のケーススタディーを参照してください。

クラスアクションスクリプトの名前は、対象となるクラス、およびこれらの操作が、パッケージのインストール時や削除時に実行されるべきかどうかに基づきます。次の表では、2 種類の名前形式を示します。

名前の形式 

説明 

i.class

パッケージインストール時に、示されているクラスのパス名に対して実行されます。 

r.class

パッケージ削除時に、示されているクラスのパス名に対して実行されます。  

たとえば、manpage という名前のクラスのインストールスクリプトの名前は、i.manpage となります。削除スクリプトは、r.manpage という名前になります。


注 –

このファイル名形式は、sedawkbuild の各システムクラスに属するファイルには使用されません。これらの特殊なクラスの詳細については、「特殊なシステムクラス」を参照してください。