アプリケーションパッケージ開発者ガイド

Procedureパッケージのコンテンツの編成方法

  1. 作成が必要なパッケージの数と、各パッケージに配置するパッケージオブジェクトを決定します。

    この手順を完了できるようにするには、「パッケージを構築する前の考慮事項」を参照してください。

  2. 構築する必要がある各パッケージにディレクトリを作成します。

    このディレクトリは、システムの任意の場所で構築し、任意の名前を付けることができます。この章の例では、パッケージディレクトリはパッケージの省略名と同じ名前を持つと仮定しています。


    $ cd /home/jane
    $ mkdir SUNWcadap
    
  3. 対応するパッケージディレクトリの下にあるディレクトリ構造に各パッケージ内のパッケージオブジェクトを編成します。このディレクトリ構造は、ターゲットシステム上でのパッケージオブジェクトの構造を模倣するようにしてください。

    たとえば、CAD アプリケーションパッケージの SUNWcadap には、次のディレクトリ構造が必要です。

    SUNWcadap パッケージのディレクトリ構造を図に示します。
  4. 情報ファイルを保管する場所を決定します。適切な場合、ディレクトリを作成してファイルを 1 か所に保管します。

    次の例では、pkginfo ファイルの作成方法」にある pkginfo ファイルの例が Jane のホームディレクトリに作成されていると仮定しています。


    $ cd /home/jane
    $ mkdir InfoFiles
    $ mv pkginfo InfoFiles
    
参照

pkgproto コマンドを使用して prototype ファイルを作成する方法」を参照してください。