アプリケーションパッケージ開発者ガイド

Procedurepkginfo ファイルの作成方法

  1. 任意のテキストエディタを使用して、pkginfo という名前のファイルを作成します。

    このファイルは、システムの任意の場所で作成できます。

  2. ファイルを編集し、5 つの必須パラメータを定義します。

    5 つの必須パラメータは、 PKGNAMEARCHVERSION、および CATEGORY です。これらのパラメータの詳細については、pkginfo ファイルの作成」を参照してください。

  3. 省略可能なパラメータをファイルに追加します。

    独自のパラメータを作成します。また、標準パラメータについては、pkginfo(4) のマニュアルページを参照してください。

  4. ファイルを保存してエディタを終了します。


例 2–1 pkginfo ファイルの作成

次の例では、有効な pkginfo ファイルのコンテンツを示しています。ここでは、5 つの必須パラメータを定義し、BASEDIR パラメータを指定しています。BASEDIR パラメータは、path フィールド」で詳細に説明されています。


PKG=SUNWcadap
NAME=Chip designers need CAD application software to design abc chips.  
Runs only on xyz hardware and is installed in the usr partition.
ARCH=sparc
VERSION=release 1.0
CATEGORY=system
BASEDIR=/opt

参照

「パッケージのコンテンツの編成方法」を参照してください。