アプリケーションパッケージ開発者ガイド

Procedurerequest スクリプトを書く方法

  1. 情報ファイルが格納されているディレクトリを、現在の作業用ディレクトリにします。

  2. 任意のテキストエディタを使用して、request という名前のファイルを作成します。

  3. ファイルを保存してエディタを終了します。

  4. 次のいずれかの作業を完了します。

  5. パッケージを構築します。

    必要な場合は、「パッケージの構築方法」を参照してください。


例 3–5 request スクリプトの書き込み

request スクリプトで環境変数に値を割り当てるときは、その値を pkgadd コマンドで使用できるようにする必要があります。この例では、4 つの環境変数についてこの作業を実行する request スクリプトのセグメントを示します。 環境変数は、CLASSESNCMPBINEMACS、および NCMPMAN です。これらの環境変数は、スクリプトですでに、管理者との対話セッションで定義されているものとします。


# make environment variables available to installation
# service and any other packaging script we might have
 
cat >$1 <<!
CLASSES=$CLASSES
NCMPBIN=$NCMPBIN
EMACS=$EMACS
NCMPMAN=$NCMPMAN
!

参照

パッケージを構築したあと、実際にインストールして、正しくインストールされることを確認し、整合性を検証します。第 4 章パッケージの確認と転送では、これらの作業について説明し、検証済みのパッケージを配布媒体に転送する方法の手順を示します。