Oracle Solaris 10 9/10 リリースでは、次のドライバ拡張機能が追加されました。
このプロジェクトでは、HP の x64 Smart アレイ RAID コントローラ HBA ドライバ cpqary3 を Oracle Solaris OS に組み込みます。このドライバを使用すると、HP Smart アレイ HBA コントローラに接続されているシステムに Oracle Solaris OS をインストールできます。
このドライバの詳細については、http://h18006.www1.hp.com/products/servers/proliantstorage/arraycontrollers/index.html を参照してください。
bnxe は、Broadcom NetXtreme II 10 Gigabit Ethernet コントローラ向けの GLDv3 ベースのドライバです。このドライバは、x86 ベースシステム上の Broadcom BCM57710/57711/57711E デバイスをサポートします。
詳細は、『Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)』を参照してください。
bcm_sata は、Broadcom HT1000 SATA コントローラ向けの新しい SATA HBA ドライバです。このドライバは、次のデバイスに対して、基本的な機能とホットプラグ可能な機能を提供します。
SATA ディスク
CD や DVD などの SATA ATAPI デバイス
DELL が提供する RD1000 と呼ばれる取り外し可能なデバイス
Broadcom HT1000 チップセットが搭載されたシステム上でこのドライバに接続されている SATA コントローラおよびデバイスは、従来の PATA モードではなく QDMA モードで動作できます。この機能により、接続されているデバイスへのデータアクセスのパフォーマンスが向上します。
SATA/AHCI ポートマルチプライヤが、SATA ポートマルチプライヤや SATA-CF 変換アダプタなどの新しいデバイスをサポートするように拡張されました。このドライバは、AMD SB700/750 チップセットと nVidia nForce 780a チップセットもサポートするようになりました。
詳細は、ahci(7D) のマニュアルページを参照してください。
この機能は、RF プラットフォーム T3–2 および T3–4 で Netlogic PHY を使用する nxge ドライバに対して 4G QSFP のサポートを提供します。QSFP があれば、4 つの 10G SFP+/XFP コネクタおよびケーブルではなく、1 つの QSFP コネクタおよびケーブルを使用するだけで、4 つの 10G NIU ポートから 40G を取得できます。