Sun Java Communications Suite 5 インストールガイド

Messaging Server インストール用ワークシート

Messaging Server をインストールするときに、次のインストールワークシートを使用して記録をつけておくと、インストールプロセスで役立ちます。このインストールワークシートは、Messaging Server を何度もインストールしたり、アンインストールしたり、アップグレードのためにアップグレードしたりする際に再使用できます。


ヒント –

インストール中に指定したすべてのポート番号と、そのポート番号を使用する特定のコンポーネントを記録しておきます。


Directory Server インストール用ワークシート

Directory Server のインストールパラメータと設定パラメータを記録しておきます。これらのパラメータは、インストール時と最初の Messaging Server の実行時設定で必要になります。そのほかの情報については、『Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド』を参照してください。

表 A–2 Directory Server インストールパラメータ

パラメータ 

説明 

例 

設定対象 

実際の設定値 

Directory Server インスタンス (サーバールート) または Explicit Instance Directory 

Directory Server ホストにあるインスタンスまたはディレクトリで、サーバープログラム、設定、保守、および情報のファイルの格納専用に使用されます。 

Solaris 

インスタンス : /opt/SUNWdsee/ds6

サーバールート: /var/opt/SUNWdsse/dsins1

Linux/HP-UX 

インスタンス : /opt/sun/ds6 

サーバールート: /var/opt/sun/dsins1

comm_dssetup.pl Perl スクリプト

 

Host 

完全修飾ドメイン名。完全修飾ドメイン名は、ホスト名とドメイン名の 2 つの部分から構成されます。 

svr1.west.sesta.com

Messaging Server の設定 

 

LDAP Directory Port Number 

LDAP ディレクトリサーバーのデフォルトは 389 です。

389

Messaging Server の設定 

 

User and Group Tree Suffix 

ユーザーとグループのデータが格納されるディレクトリツリーの最上部の LDAP エントリの識別名。 

o=usergroup

comm_dssetup.pl Perl スクリプト

 

Directory Manager DN and Password 

UNIX の ルート に相当する権限を持つディレクトリ管理者。通常この管理者は、ユーザーとグループのデータに責任を持ちます。

ディレクトリマネージャーのパスワード 

cn=Directory Manager

pAsSwOrD

comm_dssetup.pl Perl スクリプトおよび Messaging Server の設定