Sun Java Communications Suite 5 インストールガイド

設定する Messaging Server コンポーネントの選択

Messaging Server ソフトウェアをインストールするときに、インストーラによりすべての Messaging Server がインストールされます。次に、Messaging Server 設定プログラムを使用して、Messaging ホスト上で適切な Messaging Server コンポーネント (MTA、メッセージストア、Web メールサーバー、MMP) を設定します。次の表で、それぞれのタイプのメッセージングホストでインストールする必要のあるコンポーネントを示します。

表 A–3 設定する Messaging Server コンポーネントの選択

設定するメッセージングホストのタイプ 

設定プログラムで選択されるコンポーネント 

MTA 

メッセージ転送エージェント 

メッセージストア (バックエンド) 

メッセージ転送エージェント、メッセージストア 

Web メールサーバー (フロントエンドのみ、保存または SMTP の機能なし) 

Web メールサーバー 

注意: Communications Express だけを設定する場合は、メッセージストアと MTA を選択するか、少なくとも既存の MTA を指定します。 

Messenger マルチプレクサ (フロントエンドのみ、保存または SMTP の機能なし) 

Messaging Multiplexor 

Web メールサーバー (Communications Express 用) 

Web メールサーバー 

Web メールサーバーとメッセージストア 

Web メールサーバー、メッセージ転送エージェント、メッセージストア 


注 –

LMTP 配信メカニズムを設定するには、MTA とバックエンドストアの両方の設定が必要です。LMTP の設定手順については、『Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド』の第 16 章「LMTP 配信」を参照してください。