Messaging Server ソフトウェアをインストールするときに、インストーラによりすべての Messaging Server がインストールされます。次に、Messaging Server 設定プログラムを使用して、Messaging ホスト上で適切な Messaging Server コンポーネント (MTA、メッセージストア、Web メールサーバー、MMP) を設定します。次の表で、それぞれのタイプのメッセージングホストでインストールする必要のあるコンポーネントを示します。
表 A–3 設定する Messaging Server コンポーネントの選択
設定するメッセージングホストのタイプ |
設定プログラムで選択されるコンポーネント |
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MTA |
メッセージ転送エージェント |
メッセージストア (バックエンド) |
メッセージ転送エージェント、メッセージストア |
Web メールサーバー (フロントエンドのみ、保存または SMTP の機能なし) |
Web メールサーバー 注意: Communications Express だけを設定する場合は、メッセージストアと MTA を選択するか、少なくとも既存の MTA を指定します。 |
Messenger マルチプレクサ (フロントエンドのみ、保存または SMTP の機能なし) |
Messaging Multiplexor |
Web メールサーバー (Communications Express 用) |
Web メールサーバー |
Web メールサーバーとメッセージストア |
Web メールサーバー、メッセージ転送エージェント、メッセージストア |
LMTP 配信メカニズムを設定するには、MTA とバックエンドストアの両方の設定が必要です。LMTP の設定手順については、『Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド』の第 16 章「LMTP 配信」を参照してください。