Sun Java Communications Suite 5 インストールガイド

sendmail デーモンを無効にする

Messaging Server のインストールに先立ち、もしも sendmail デーモンが実行中であれば無効にしておくことをお勧めします。Messaging Server SMTP サーバーが実行する Dispatcher には、ポート 25 を割り当てる必要があります。ポート 25 で sendmail デーモンが実行されていると、Dispatcher をポート 25 に割り当てることができません。

Proceduresendmail デーモンを無効にするには

  1. /etc/init.d ディレクトリに移動します。


    cd /etc/init.d
    
  2. sendmail が実行されている場合は、停止します。


    ./sendmail stop
    
  3. /etc/default/sendmailMODE="" を追加します。

    sendmail ファイルが存在しない場合は、ファイルを作成し、MODE="" を追加します。

    ユーザーが誤って sendmail start を実行したり、パッチにより sendmail が再起動されたりした場合でも、この修正を追加することで、sendmail がデーモンモードで起動されなくなります。


    注 –

    場合によっては (特に Solaris 10 上において)、/etc/init.d/sendmail stop コマンドを実行したあとでも、sendmail が自動的に再起動されます。その場合は、次のコマンドを使って sendmail プロセスを停止します。

    svcadmin disable network/smtp:sendmail