次に、LDAP ディレクトリに関する注意事項をいくつか示します。
Directory Preparation Tool を実行する前に、ディレクトリサーバーのインストール、設定、および実行を行う必要があります。
Directory Preparation Tool は、ユーザーのディレクトリサーバーと同じマシンで実行する必要があります。
Directory Preparation Tool は、ディレクトリサーバーが存在するすべてのマシンで実行する必要があります。
将来、Directory Server をインストールした別のマシン (レプリカなど) を追加する場合は、そのマシンに対しても Directory Preparation Tool を実行してください。
LDAP ディレクトリをカスタマイズした場合は、次の点に注意してください。
属性にインデックスを作成した場合は、Directory Preparation Tool の実行後、これらの属性のインデックスを再生成する必要がある場合があります。
ほかの .ldif ファイル (スキーマ定義) を追加している場合は、影響を受けることはないため、何もする必要はありません。ただし、Directory Preparation Tool を実行する前に、カスタムスキーマ定義ファイルをバックアップしてください。
上記の 2 つのカスタマイズも含め、どのようなカスタマイズを行う場合にも、スクリプトを生成したあと、実際に LDAP ディレクトリを更新する前に、Directory Preparation Tool を停止します。次に、スクリプトを調べて、この推奨アクションがどのように LDAP ディレクトリに影響を与えるかを評価します。ディレクトリに対してスクリプトを実行する前に、カスタマイズ内容を保護するために必要だと思われるあらゆるアクションを行います。