次の例は、単一セッションで、単一ホストにインストールする場合に適用されます。
評価インストールでは、通常、インストールがどのように行われるかを確認するために、トライアル配備、つまりクイックインストールが検討されます。この例は、グラフィカルインタフェースと「今すぐ設定」タイプを使用します。設定ページが表示されたら、可能な限りデフォルト設定を受け入れます。
この例では、単一インストールセッションで、単一ホストに Sun Cluster ソフトウェアを除くすべての Communications Suite および Java ES 製品コンポーネントをインストールします。Web Server は Web コンテナとして使用されるため、Application Server はインストールされません。
必要な作業の概要は以下のとおりです。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
グラフィカルインストーラを起動します
グラフィカルインストーラまたはテキストベースのインストーラを使用します。
コンポーネントの選択では「すべてを選択」を選択し、そのあと Application Server および Sun Cluster ソフトウェア製品コンポーネントの選択を解除します
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
インストールディレクトリを確認します
「今すぐ設定」タイプを選択します。
インストール時に設定できない製品コンポーネントを示すメッセージが表示されます。
デフォルト設定がある場合は、それを受け入れます。
非デフォルトの設定情報を使用する場合は、『Sun Java Enterprise System 5 インストールリファレンス (UNIX 版)』の第 3 章「設定情報」の該当する設定の表を確認します。
インストールサマリーとログを表示します
インストール後の設定を完了します
第 6 章「Communications Suite のインストール後設定の完了」には、インストール後の設定に関する手順が含まれています。
製品コンポーネントを起動します。
「インストール後設定後の確認」には、推奨 Communications Suite 起動シーケンスが記載されています。この表の起動手順に従います。
この例では、単一セッションで Instant Messaging のみをインストールする場合について説明します。そのほかの製品コンポーネントをインストールして設定してから、別のインストールセッションで Instant Messaging をインストールすることは、まれなことではありません。
シングルサインオンまたは Access Manager 管理ポリシーを使用する場合は、Access Manager が必要です。ガイドラインについては、「Instant Messaging と Access Manager の例」を参照してください。
Instant Messaging でそのほかの製品コンポーネントを配備する場合は、Instant Messaging を設定する前に、そのほかのコンポーネントを設定する必要があります。Instant Messaging で一般的に使用されるCommunications Suite 製品コンポーネントには、Messaging Server、Calendar Server、および Portal Server (Access Manager で使用) があります。
Portal Server のインストールについては、このマニュアルでは説明されていません。Portal Server については、『Sun Java Enterprise System 5 インストールガイド (UNIX 版)』を参照してください。
必要な作業の概要は以下のとおりです。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
インストーラを実行します
コンポーネントの選択で、Instant Messaging を選択します
Directory Server および Directory Preparation Tool は自動的に選択されます。Web コンテナを選択しない場合は、Web Server または Application Server を選択して Instant Messaging のローカル Web コンテナの要件を満たすように求めるメッセージが表示されます。
非互換性の問題を解決します
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
インストールディレクトリを確認します
「あとで設定」タイプを選択します。
Instant Messaging は、インストール時に設定できません。
インストールを実行します
インストールサマリーとログを表示します
インストール後の設定を完了します
Instant Messaging を起動します (Instant Messaging が依存する可能性のあるそのほかの製品コンポーネントを起動後)
「Instant Messaging サーバーとマルチプレクサの起動と停止」
次の表には、Instant Messaging の追加情報が含まれています。
作業 |
関連情報 |
---|---|
インストール後の設定 | |
起動と停止 | |
アンインストール | |
トラブルシューティング | |
アップグレード |
『Sun Java Communications Suite 5 アップグレードガイド』 |
配備シナリオ |