この例では、4 ホストにまたがる通信サービスとコラボレーションサービスを実装するために、ほとんどの Java ES および Communications Suite 製品コンポーネントをインストールします。
Directory Server は、すべての通信製品コンポーネントで必要ですが、必ずしもローカルコピーである必要はありません。Access Manager または Access Manager SDK が必要です。ただし、Access Manager はリモートに配置できます。この例では、Web Server は Web コンテナとしての Access Manager の要件を満たします。Calendar Server と Messaging Server ではローカルの Web コンテナは必要ありませんが、Communications Express では必要になります。Communications Express は、Calendar Server および Messaging Server のリモートコピーを使用できます。
シングルサインオンを実装するには、Instant Messaging に Access Manager とローカルまたはリモートの Web コンテナが必要です。Portal Server Secure Remote Access は、Access Manager とローカルの Web コンテナが必要です。Portal Server Secure Remote Access は Portal Server と同じ場所にインストールする必要があります。Access Manager と Portal Server で異なる Web コンテナを使用することはできません。
大規模配備の場合、この例とほぼ同じ順序で、別個のサーバーに各製品コンポーネントを配備することが可能です。小規模配備の場合、製品コンポーネントは少数のサーバーの個別のインストールセッションでインストールします。
この例では、次のインストールセッションを使用します。
セッション 1、ホスト A: Access Manager、Directory Server、および Directory Preparation Tool をインストールします。
セッション 2、ホスト B: Portal Server と Web Server をインストールします (ホスト A のリモートの Directory Server と Access Manager を使用)。
セッション 3、ホスト C: Calendar Server をインストールします (ホスト A のリモートの Directory Server と Access Manager を使用)。
セッション 4、ホスト D: Communications Express、Messaging Server、Access Manager SDK、および Web Server をインストールします (ホスト A のリモートの Directory Server と Access Manager、ホスト C のリモートの Calendar Server を使用)。
セッション 5、ホスト D: : そのほかの製品コンポーネントをインストールし、機能させてから、Instant Messaging をインストールします (ホスト A のリモートの Directory Server と Access Manager を使用)。
セッション 6、ホスト D: Portal Server Secure Remote Access をインストールします (ホスト A のリモートの Directory Server と Access Manager を使用)。
インストールを多数のセッションに分割することで、次のセッションに進む前に、各セッションの製品コンポーネントを検証することができます。
必要な作業の概要は以下のとおりです。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
Access Manager、Directory Server、および Directory Preparation Tool をインストールします。
Directory Preparation Tool を実行します
Access Manager と Directory Server を起動します
必要な作業の概要は以下のとおりです。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
ホスト A にインストールし、稼動しているリモートの Access Manager と Directory Server を指定して、Portal Server と Web Server をインストールし、起動します
Web コンテナと Access Manager SDK は、Portal Server に対してローカルでなければなりません。
必要な作業の概要は以下のとおりです。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
ホスト A にインストールしたリモートの Access Manager と Directory Server を指定して、Calendar Server をインストールし、起動します
Access Manager SDK は、Messaging Server と Calendar Server に対してローカルでなければなりません。
「Calendar Server と Messaging Server の例」を使用して、Calendar Server のみをインストールします。
必要な作業の概要は以下のとおりです。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
「あとで設定」タイプを使用して、Communications Express、Messaging Server、Access Manager SDK、および Web Server をインストールします
Web Server のインストール後の設定を実行します
AM SDK の設定を実行し、ローカルの Web Server とリモートの Access Managerで動作するようにします
Messaging Server のインストール後の設定を実行します
Messaging Server を起動します
Communications Express のインストール後の設定を実行します
この設定中に、ホスト A の Access Manager、ホスト C の Calendar Server、およびホスト D の Messaging Server に関する情報を提供します。
ホスト D で Web Server を再起動します
必要な作業の概要は以下のとおりです。
必要な作業の概要は以下のとおりです。