Application Server は、HADB のローカルコピーおよび Message Queue が必要です。Application Server が提供する統合管理ツールを利用するために、Application Server と HADB は同じホスト上になければなりません。Application Server のロードバランスプラグインサブコンポーネントには Web サーバーが必要です。この例では、Application Server をコンテナとして使用します。
一般的な手順には、次のものがあります。
製品コンポーネントをインストールします
サーバーを起動します
HADB を設定します
負荷分散を設定します
次のガイドラインを使用して、すべての製品コンポーネントを 1 つのノードまたはゾーンにインストールできます。以降のノードには、配備に必要な製品コンポーネントをインストールします。最小で 2 つのインストールセッションが必要になります。
必要な作業の概要は以下のとおりです。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
ハードウェアがクラスタに正しく接続されているかどうか確認します。
インストーラを実行します
コンポーネントの選択で、Application Server を選択します
Message Queue、HADB と Application Server Node Agent および Load Balancing Plugin を除くすべての Application Server のサブコンポーネントは、自動的に選択されます。
Application Server 製品コンポーネントを展開し、Load Balancing Plugin を選択します。
ファイルシステムの同じアクセス権を使用して、Web Server と Load Balancing Plug-in をインストールする必要があります。
非互換性の問題を解決します
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
「今すぐ設定」タイプを選択します。
Message Queue は、設定が不要です。
インストール時に設定可能な製品コンポーネントに対して、設定ページが表示されます。『Sun Java Enterprise System 5 インストールリファレンス (UNIX 版)』の「HADB の設定情報」にある表から設定情報を収集します。
インストールを実行します
インストールサマリーとログを表示します
製品コンポーネントを起動します。
「Application Server の起動と停止」(Message Queue は自動的に起動する)
HADB のインストール後の設定を完了します
「「あとで設定」設定オプションでのインストール後の HADB の設定」を参照してください。
負荷分散の設定を完了します
『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 高可用性 (HA) 管理ガイド』の第 5 章「HTTP 負荷分散の設定」を参照してください。