Sun Java Communications Suite 5 リリースノート

一般的な問題

6398159

Communications Express のログイン画面に themes.properties 内の CSS 定義が反映されない

Communications Express 内の login.jsp ファイルには、ハードコードされたスタイルシート情報が含まれます。このため、ログインページで使用されるスタイルシートには新しいスキン定義は適用されません。

5033528

Internet Explorer の使用時に、件名内の西ヨーロッパ言語の文字が文字化けする

これは、デフォルトのメールクライアントが Microsoft Outlook で、使用するブラウザが Internet Explorer の場合に発生します。マルチバイトの名前を含む予定への招待を受け取り、依頼者の人物名のリンクをクリックすると、Outlook クライアントの件名フィールドが文字化けします。

6305588

Webmail のポップアップに関するマニュアルが必要である

Communications Express のオンラインヘルプには、サポートされるさまざまなブラウザでポップアップウィンドウを有効にする方法が説明されていません。Communications Express はポップアップウィンドウを使って、電子メールや新規作業の作成など、さまざまな作業を実行します。ブラウザは、Communications Express にアクセスするサイトでポップアップウィンドウの表示を許可する必要があります。

6272426

UWCAuth サーブレットが NullPointer 例外をスローする

Sun Java System Application Server 上に配備された Communications Express の依存コンポーネントが複数ノードにまたがって配備されているような配備シナリオでは、Communications Express UWCAuth サーブレットから NullPointer 例外がスローされます。

回避方法: Application Server を再起動します。

6401488

UWC 転送機能で、通知ではなく Sieve リダイレクトを使用する必要がある

ユーザーは、Communications Express の「オプション」ページで転送先アドレスを設定して、メールフィルタを作成できます。この転送機能は、リダイレクトではなく Sieve 通知機能を使用します。通知とは、短いメッセージを (ポケットベルなどを介して) 送信して、受信者に新着メールがあることを知らせるためのものです。メッセージは、通知 (非標準のオプション) ではなくリダイレクト機能を使って実際に転送する必要があります。

このリリースからは、すべての新規転送メールフィルタで、通知規則ではなく転送規則がデフォルトで使用されます。この修正では、下位互換性も維持されています。Communications Express を以前のリリースからアップグレードした場合、uwcconfig.properties ファイルの mailfilter.preservenotify プロパティーを true に設定することで、以前の (通知ルールを使用する) 転送メールフィルタ設定を保持できます。このプロパティーは、デフォルトでは false に設定されています。

6527879

Communications Suite のインストーラがローカルゾーンへのインストールを許可しない

Communications Installer 14a を使用して、Communications Express および Access Manager を疎ルートゾーンにインストールしようとすると、共有コンポーネントに関する次のメッセージが表示されます。


Unsupported componets in zone.

Following components required by the selected components, are not supported in local zone and they can not be 
installed directly into the local zone.

Please install these components from the global zone before proceeding this installation.

回避方法: pkgadd コマンドを使用して、共有コンポーネントを大域ゾーンにインストールしてください。これで、問題なくインストールを継続できるようになります。

6482226

Communications Express オンラインヘルプに JavaScript エラーが含まれている。

Internet Explorer 6.0 を使用して Communications Express オンラインヘルプにアクセスすると、JavaScript エラーが表示されます。

6520692

login_type=proxy が有効になっていないように見える。

db_config.properties ファイルの login_type パラメータは、LDAP ストアへの接続を維持するために使用する方法を指定します。このパラメータには、次の 3 つのいずれかの値を割り当てることができます。

anon - ユーザーは、匿名ユーザーとして LDAP に接続できます。

restricted - ユーザーは、アドレス帳ストアに対する操作権限を持つユーザーとして接続できます。

proxy - ユーザーは、アドレス帳ストアを操作できるユーザーであると見せかけることができます。この値を指定すると、各操作で LDAP バインドをバイパスするため、パフォーマンスが向上します。

このバグにより、ユーザーがこのパラメータを上記のいずれかの値に設定して LDAP ストアへの接続方法を指定しようとすると、指定された方法に関係なく、LDAP への接続がディレクトリマネージャーの資格を使用して作成されます。これにより、管理者がディレクトリの一部の ACL を設定できないため、アクセスできないはずのユーザーが LDAP ストアの一部にアクセスできます。

6517599

JES5-B14a: Linux RH4.0: 多層配備で Communications Express のログインページが読み込めない

多層配備トポロジで、ユーザーが有効な資格を使用してログインしている場合でも、ログインページを読み込めません。この問題が発生するシナリオを次に示します。

  • Communications Express および webmail ホストが 1 つのノードにインストールされている

  • Directory Server と Calendar Server が別々のノード上にある

  • Calendar Server、Messaging Server、および Communications Express が SSO を使用して設定されている

  • プロパティー auth.identity.enabledtrue に設定され、Access Manager が uwcauth.properties で有効になっている

Communications Express が Access Manager SDK を呼び出すコードを実行しようとすると、Web コンテナが、Access Manager に関連する問題を示す一連の例外をログに記録します。これは、ユーザーが Communications Express にログオンしようとしたときに発生します。