Sun Java Communications Suite 5 リリースノート

SMIME

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証明書取り消しリストが機能しない

暗号化されたメッセージが証明書の取り消されたユーザーに送信されても、Communications Express からは何のエラーメッセージも表示されません。

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下書きメッセージを保存したあとに、S/MIME を使用した下書きによって不要な添付ファイル Smime.p7m がメッセージに追加される

Communications Express は S/MIME 仕様をサポートしています。S/MIME を使用して、メッセージを暗号化し、署名することができます。このバグにより、ユーザーがメッセージに署名し、暗号化して、下書きを保存しようとするときに、保存された下書きに smime.p7m という名前の添付ファイルが含まれます。ユーザーはこの添付ファイルを削除できません。また、保存されたメッセージのすべての添付ファイルも失われ、smime.p7m の添付ファイルのみが下書きに残ります。

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電子メールアドレスへの転送の追加による既存のメールフィルタの編集が機能しない

ユーザーが、「オプション」ページから、電子メールアドレスへメールを転送する条件を追加して、すでに作成されているメールフィルタを編集し、「保存」ボタンをクリックしても、フィルタが適用されません。メールフィルタを初めて保存したあとに追加された条件が実行されません。

回避方法: このバグには、次の回避方法があります。

  1. ログアウトし、同様にログインし直して、先ほど作成したメールフィルタを選択し、もう一度「保存」ボタンをクリックします。今回は、変更されたフィルタが適用されます。

  2. Messaging Server のインストールディレクトリにある options.dat ファイルに次のオプションを追加して、Messaging Server の設定ファイルを編集します。options.dat ファイルのデフォルトの場所は opt/SUNWmsgsr/config/ です。

    MAX_NOTIFYS=5