『Communications Suite Schema Migration Guide』で、commdirmig ユーティリティーの認証ユーザーおよびパスワードオプションが間違って定義されている。
commdirmig ユーティリティーの -D オプションは、ディレクトリマネージャー (Directory Server の実行および管理権限を持つユーザー) の DN である AuthenticationDN を使用して指定してください。-w オプションは、ディレクトリマネージャーのパスワードである password を使用して指定してください。
『Schema Migration Guide』では、Directory Server の管理権限を持つユーザーのログイン ID を使用して -D を指定すべきであると間違って記載されています。また、-w オプションについても、(コマンド行で入力されたパスワード文字列ではなく) パスワードファイルを使用して指定すべきであると間違って記載されています。
『Communications Suite Schema Migration Guide』で、commdirmig ユーティリティーによって生成される監査ファイルの場所が間違って説明されている。
デフォルトで、commdirmig ユーティリティーによって生成される AuditLDIFFile は、/tmp ディレクトリに書き込まれます。
『Schema Migration Guide』の第 3 章、「Using the Migration Utility」では、AuditLDIFFile のデフォルトのパスが次のように間違って記載されています。
Solaris の場合: /var/opt/SUNWComm/log/commdirmig.audit.ldif
Linux の場合: /var/opt/sun/comms/commcli/log/commdirmig.audit.ldif