Version 6.3
このリリースノートには、Sun JavaTM System Calendar Server 6.3 のリリース時点で判明している重要な情報が含まれています。このリリースノートは、次の節で構成されています。
このバージョンの Calendar Server には Sun Solve にパッチが用意されています。詳細は、「Calendar Server 6.3 に関する重要なアップグレードパッチ情報」を参照してください。
Calendar Server をインストールおよび設定する前に、このリリースノートをお読みください。
日付 |
変更点 |
---|---|
2007 年 6 月 8 日 | |
2007 年 5 月 25 日 |
問題番号 6560681 を追加。以前のバージョンから Calendar Server 6.3 へのアップグレード時に、問題のある動作を回避する方法を実行する必要があります。回避方法については、「Calendar Server の既知の問題と制限事項」を参照してください。 |
2007 年 4 月 27 日 |
このリリースノートの再リリースで、csstored の変更点についての情報を「新機能」のトピックに追加。 |
2007 年 4 月 |
このリリースノートの再リリースで、configurator.sh のバグ (問題番号 6542989) を追加。 |
2007 年 3 月 |
このリリースノート (Version 6.3) の商用リリース |
2006 年 9 月 |
ベータリリースノート |
Calendar Server は、企業やサービスプロバイダのカレンダおよびスケジュールの管理を集中化するためのスケーラブルな Web ベースのソリューションです。Calendar Server は、予定と仕事の両方に対応するユーザーカレンダ、および会議室や備品などのリソース用のカレンダをサポートしています。新機能の一覧については、次の 「このリリースの Calendar Server の新機能」の節を参照してください。
Calendar Server は、グラフィカルユーザーインタフェースである Communications Express を提供します。また、Calendar Server を使用すると、顧客は Web カレンダアクセスプロトコル (WCAP) を使用してカレンダデータに直接アクセスする際に、text/calendar 形式または text/xml 形式を柔軟に選択できます。
Calendar Server 6.3 での変更内容および新機能は、次のとおりです。
「Calendar Server 6.3 では、Calendar Express UI は自動的にインストールされない」
「comm_dssetup.pl: Calendar Server 6.3 でのパスワードファイルの新規オプションによるセキュリティー強化」
「Calendar Server 6.3 ユーティリティー csdb、cscal、csuser の cal/sbin への再配置」
これまで、Schema 2 用 Calendar Server のプロビジョニングには、Delegated Administrator ユーティリティーを使用できましたが、Delegated Administrator コンソールを使用することはできませんでした。これより前のリリースで、Delegated Administrator コンソールは Messaging Server のみを管理するための Web グラフィカルユーザーインタフェースでした。このリリースからは、カレンダ LDAP エントリの管理にも Delegated Administrator コンソールを使用できます。Delegated Administrator コンソールを使用すると、カレンダユーザー、グループ、リソース、ドメインに対して LDAP エントリの追加、削除、および変更を実行できます。Calendar Server 用の新しい画面およびメニュー項目が Delegated Administrator コンソールに追加されました。インタフェースの使用方法については、Delegated Administrator のオンラインヘルプを参照してください。『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』からも、情報を参照できます。
WCAP コマンドで新規パラメータおよび値を使用することで、添付ファイルがサポートされるようになりました。
Universal Web Client (Communications Express) と Connector for Microsoft Outlook のユーザーは、予定や作業にファイルを添付したり、添付ファイルを出席依頼とともに送信したりできます。
添付ファイルをサポートするため、WCAP に次の変更が加えられました。
fetchattachment.wcap: 添付ファイルの取得を容易にする新規コマンドが追加されました。このコマンドを使用すると、予定や作業データ自体ではなく添付ファイルだけを取得できます。
deleteattach: storeevents コマンドに新規引数が追加されました。この引数を使用すると、予定や作業自体を削除せずに、予定や作業から既存の添付ファイルを削除できます。
fetchattach: すべての fetch_by_* コマンドに、予定および作業データ自体とともに添付ファイルを返すことのできる新規パラメータが追加されました。
sendattach: iTIP 出席依頼で実際の添付ファイルを送信するかどうかを指定する新規パラメータが storeevents コマンドに追加されました。
X-S1CS-CLIENT-ATTACH-ID: 添付ファイルの一意の識別子を含む X-Token。添付ファイルの格納時にクライアントが添付ファイル ID を提供した場合にのみ、この X-Token が発行されます。それ以外の場合は、実際の添付ファイルが予定とともに送信されます。
storeevents および storetodos コマンドの、非推奨の attachments 引数に、Calendar Server データストアの外部に格納されている添付ファイルの URL 参照を格納できます。attachments のこの使用方法は、下位互換性のために残されていますが、将来のリリースの配布内容からは削除される予定です。
添付ファイルの詳細は、『Sun Java System Calendar Server 6.3 WCAP Developer’s Guide』を参照してください。
Delegated Administrator を使って LDAP グループを作成できるようになりました。グループには、次の機能が備わっています。
グループはユーザーのリストです。グループには、リスト内のユーザーは「含まれません」。グループはコンテナではありません。
グループには、グループカレンダを含めることができます。
グループに送信される出席依頼は、グループカレンダに加え、すべてのメンバーのカレンダに表示されます。
グループのすべてのメンバーは、グループカレンダに対する同じアクセス権を共有します。
グループカレンダの主な所有者は存在しません。
Calendar Server ソフトウェアの初期のバージョンでは、ドメイン構造はありませんでした。すべてのユーザーおよびグループの LDAP レコードはルートに格納されていました。そのあとのバージョンでは、ホストドメインまたは仮想ドメインと呼ばれる 1 つまたは複数のドメインを選択して確立できました。Calendar Server 6.3 ソフトウェアのリリースでは、すべてのインストールで、デフォルトで複数ドメインモードを使用する必要があります。つまり、少なくとも 1 つのドメインを、ルートドメインの下に置かれるデフォルトドメインとして持つ必要があります。すべてのユーザーおよびグループの LDAP エントリは、このデフォルトドメインに格納される必要があります。また、さらに多くのドメインを持つこともできます。複数ドメインモードの場合、すべての標準的なドメインが、一意のユーザーおよびグループ ID を持つ必要があります。複数ドメインの詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』を参照してください。特に、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』の第 10 章「Calendar Server 6.3 の複数ドメイン環境の設定」を参照してください。
実行時環境を作成するために実行する必要がある設定プログラム csconfigurator.sh により、デフォルトドメインの名前が求められます。デフォルトドメインが存在しない場合は、プログラムが作成します。
以前の Calendar Server 配備で複数のドメインを使用していなかった場合、またはドメインを 1 つも使用していなかった場合は、新しいデフォルトドメインに、ユーザーおよびグループの LDAP レコードを移動する必要があります。
スキーマバージョン 2 環境で追加のドメインを作成するには、Sun Java System Delegated Administrator Console または Sun Java System Delegated Administrator Utility を使用します。Delegated Administrator の詳細については、『Sun Java System Delegated Administrator 6.4 管理ガイド』を参照してください。
スキーマバージョン 1 を使用していて、スキーマバージョン 2 に移行しない場合は、Calendar Server ユーティリティー csdomain を使用して追加のドメインを作成できます。
次の機能に対応した画面が設定プログラムに追加されました。
このリリースから、1 つ以上のドメインが常にルートに存在するようになりました。これがデフォルトドメインになります。このため、複数ドメイン環境用のデフォルトドメインの名前を、設定プログラム内に指定できます。
DWP プロトコルおよび CLD プラグインを使用する、分散型データベース環境用のフロントエンドおよびバックエンドマシンの名前を指定できるようになりました。カレンダデータベースは、1 台以上のバックエンドマシンに分散できます。これらのマシンは、1 台のフロントエンドマシンに関連付けることができます。新しい設定プログラムの画面を使って、バックエンドマシンに名前を付け、それをフロントエンドマシンに関連付けることができます。
デフォルトドメインの画面に、カレンダスーパーユーザー (calmaster) の電子メールアドレス用の新規フィールドが追加されました。
定期的な予定の場合、出席者に送信される電子メールの出席依頼に定期的予定の詳細が含まれるようになりました。
csstored デーモンが、各種の Calendar Server データベースを管理するようになりました。ストアにアクセスする各サービスが正しく機能するには、このストアサービスが正常に起動している必要があります。したがって、Calendar Server システムの動作中は常に、フロントエンドおよびバックエンドのすべてのサーバー上でこのサービスが稼働し続けるようにしてください。通常の起動コマンド (start-cal) およびシャットダウンコマンド (stop-cal) は、ほかのデーモンとともに csstored を起動および停止します。
以前のバージョンでは、自動バックアップを設定していなかった場合、Perl スクリプト csstored.pl の実行は不要でした。スクリプトの起動および停止は任意でした。この Perl スクリプトは廃止され、csstored デーモンが導入されました。自動バックアップを設定するかどうかにかかわらず、csstored デーモンの実行は必須となりました。
これまでは、ics.conf のパラメータ local.store.enable を "no" に設定することにより、このスクリプトの実行を無効にすることが可能でした。現在では、local.store.enable をデフォルトの "yes" に設定して、csstored を常に有効にしておく必要があります。
Calendar Server と Messaging Server は、同じ停止および開始機構を使用するようになりました。start-cal コマンドは、watcher プロセスを起動してから、そのほかのプロセスをすべて起動します。watcher プロセスは、その他のサービスの依存関係、およびサービスをどの順序で起動するかを識別します。
登録された各サービス (プロセス) は、Watcher への接続を開きます。プロセスが適切な方法で接続解除されずに終了した場合、Watcher が自動的にそのプロセスを再起動します。定義した間隔内でプロセスが 2 回終了した場合、Watcher はそのプロセスを再起動しません。このタイムアウト間隔は、設定可能です。
Watcher の詳細については、次の情報を参照してください。
Watcher は、登録されたすべてのサービスを監視します。Calendar Server の場合、登録されるプロセスは cshttpd、csadmind、csdwpd、csnotifyd、および csstored です。
デーモン csstored を有効にする必要があります。必ず、設定パラメータ local.store.enable を "y" に設定してください。csstored の有効化は、Calendar Server の以前のバージョンでは任意でしたが、現在は必須になりました。ストアにアクセスする各サービスが起動可能になる前に csstored デーモンの起動が成功する必要があります。このプロセスが停止する場合、依存するプロセスの停止および再起動も必要になります。
Watcher はデフォルトで有効に設定されています。Watcher プロセスを管理するため、次の新規パラメータが、ics.conf ファイルに追加されました。
local.watcher.enable = "y": 起動プログラム (csservice) は、ほかのサービスを起動する前に Watcher の起動を試みます。このパラメータを "n" に設定すると、Watcher プログラムが無効になります。
service.autorestart = "y": Watcher は停止したサービスを自動的に再起動します。"n" の場合、Watcher は停止したサービスを再起動しません。このパラメータを "n" に設定しても、Watcher は引き続きサービスを監視して、障害や非応答エラーメッセージをコンソールおよび cal-svr-base/data/log ファイルに送信します。
local.autorestart.timeout = "600": デフォルトの時間。2 番目のサーバー障害がこの時間内に発生した場合、Watcher は再起動を試行しません。
local.watcher.port: デフォルトポートは "49994" です。ただし、Messaging Server が存在する場合、Messaging Server は自動的にこのポート上で待機するため、Calendar Server と競合します。起こりうる競合を回避するため、Watcher が待機するポートとして別のポートを選択する方が安全です。
Watcher は、単一のログ cal-svr-base/data/log/watcher.log に書き込みます。このログには、次の情報が含まれます。
管理コンソールに送信された障害通知および非応答エラーメッセージ。
すべてのサーバーの停止および起動の記録。
タイムアウト時間内にサーバーの障害が 2 回発生すると、システムはサーバーの再起動試行を停止します。HA システムでは、Calendar Server が停止し、ほかのシステムへのフェイルオーバーが実行されます。
csservice の公開インタフェースは start-cal および stop-cal です。この節では、これらの各ラッパースクリプトの使用方法を示します。また、オプションの説明、および起動や停止を行うコンポーネントのリストを表形式で示します。
start-cal の使用方法を、次に示します。
./start-cal [options...] [components...]
次にオプションのリストを示します。
このヘルプリストを表示する。
デバッグモードを有効にする。
アクティブなサービスのリストを表示する。
有効なサービスのリストを表示する。
すべてのサービスのリストを表示する。
次にコンポーネントのリストを示します。
watcher |
ens |
store |
notify |
admin |
http |
dwp |
コンポーネントを指定しない場合、start-cal は有効なサービスをすべて起動します。
stop-cal の使用方法を、次に示します。
./stop-cal [options...] [components...]
次にオプションのリストを示します。
このヘルプリストを表示する。
デバッグモードを有効にする。
SIGKILL を使って強制的に停止する (UNIX® プラットフォームでのみ使用可能)。
次にコンポーネントのリストを示します。
watcher |
mfagent |
ens |
store |
notify |
admin |
http |
dwp |
コンポーネントを指定しない場合、stop-cal は有効なサービスをすべて停止します。
この節では、Calendar Server での監視フレームワークの実装について説明します。次のトピックが含まれます。
Java Enterprise System Monitoring Framework の詳細は、『Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)』を参照してください。
Calendar Server と Messaging Server のどちらも、Java Enterprise System 版の監視フレームワーク内に最小限統合されています。監視フレームワークは、実行中に operationalStatus 属性を定期的に確認します。この属性のステータスは、システムが稼働中であることを示す OK、システムが稼働していないことを示す DOWN のいずれかです。
新規プロセスである監視フレームワークエージェント (csmfagent) が、システムの起動時 (start-cal) に起動します。これは、最初に起動するプロセスです。このプロセスは、アプリケーションをインスタンス化して、そのステータスを OK として表明します。これは、SIGTERM もキャッチします。キャッチすると、ステータスを DOWN として表明して終了します。
同様に、Watcher が設定および実行されている場合、システムのいずれかの部分で障害が発生するか応答しなくなると、Watcher は SIGTERM を発行して、csmfagent を停止します。
設定ファイル ics.conf を編集して、次のパラメータを含めます。
local.csmfagent.enable = "y"
次の 2 つの手順を実行します。
/opt/SUNWcsgar/config/com.sun.cmm.cs.xml を /opt/SUNWmfwk/xml にコピーします。
監視フレームワークプロセスを停止してから再起動します。
監視フレームワークを使用するには、次の 2 つの要件を満たす必要があります。
Java Enterprise System Monitoring Framework (JESMF) がインストールされている必要がある。
JESMF がインストールされていない場合、csmfagent は動作しません。
必要なライブラリが Calendar Server から検出可能でなければならない。
Calendar Server は、/opt/SUNWics5/lib 内のシンボリックリンクを使ってライブラリを検索します。
次に JESMF ライブラリを示します。
/opt/SUNWmfwk/lib/libMfTransaction.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libMfRelations.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libMflog4c.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libMfMEServer.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfBeepConnectorServer.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libMfRserver.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libMfMEInstrum.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libMfDiscovery.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libMfHashTable.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libMflog.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libasn1cebuf.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libbeepcore.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libbeepxmlutil.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libbptostransport.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libbptosutil.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libbptoswrapper.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libbputil.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libcmm_native.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfCserver.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfNotificationProfile.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfRequestResponseProfile.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfTimers.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfTimersJNI.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfUtils.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfber.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libmfberj.so |
/opt/SUNWmfwk/lib/libxmlglobal.so |
これは、JESMF ライブラリをすべて列挙したリストです。監視フレームワークの Calendar Server 部分の実装に、必ずしもこれらすべてのファイルが必要になるとはかぎりません。
このリリースには、予定の通知およびアラーム用の通知サービスとして、Sun Java System Message Queue (JMQ) および Event Notification System (ENS) の 2 つがあります。将来のリリースでは、Communications Service 製品は JMQ のみを使用し、ENS は廃止されます。ただし、このリリースでは、Communications Service 製品 (Messaging Server、Calendar Server、および Instant Messaging) は ENS への内部的な依存関係を保持しており、ENS を引き続き通知およびアラーム用に使用できます。
ENS ではなく JMQ を使用する場合は、Sun Java System Message Queue をインストールして設定する必要があります。また、Calendar Server 6.3 では通知が提供されないため、独自の通知を記述する必要があります。
製品のインストールには、Sun Java Enterprise System インストーラを使用します。Message Queue の設定方法については、Message Queue のマニュアルを参照してください。
Calendar Server を JMQ 用に設定するには、最初に次の行を ics.conf ファイルに追加する必要があります。
local.server.csmfagent.enable = "yes"
caldb.serveralarms.jmqlib = "/opt/SUNWics5/cal/lib/libmqcrt.so" (Solaris の場合)
または
caldb.serveralarms.jmqlib = "/opt/sun/calendar/lib/libmqcrt.so" (Linux の場合)
caldb.serveralarms.dispatchtype = "jmq"
caldb.serveralarms.jmqhost = "localhost"
caldb.serveralarms.jmqport = "7676"
caldb.serveralarms.jmqUser = "guest"
caldb.serveralarms.jmqPWD = "guest"
caldb.serveralarms.jmqTopic = "JES-CS"
各通知には、プロパティー MQ_MESSAGE_TYPE_HEADER_PROPERTY が存在する必要があります。このプロパティーにより、通知の種類が識別可能になります。
また、次の表に示すその他のプロパティーを通知に含めることもできます。
この通知で生成されるアクションの種類を示す文字列プロパティー。このプロパティーに設定可能な値は、"EMAIL"、"AUDIO"、"DISPLAY"、"PROCEDURE"、"FLASHING" です。
アラーム ID を含む文字列プロパティー。
カレンダ ID を含む文字列プロパティー。
コンポーネントの種類を示す文字列プロパティー。値は、"event" または "todo" です。
繰り返し ID を含む整数プロパティー。
コンポーネント ID を含む文字列プロパティー。これは、予定 ID または仕事 ID (作業 ID) です。
通知には、予定と仕事のアラーム通知および更新通知の 2 種類があります。
アラーム通知の場合は、MQ_MESSAGE_TYPE_HEADER_PROPERTY の値は "alarm" だけです。
更新通知の場合、MQ_MESSAGE_TYPE_HEADER_PROPERTY の値は通知をトリガーするアクションの種類によって異なります。表 2–2 に、このプロパティーのトリガーアクションおよび対応する値を示します。
表 2–2 更新通知の値
トリガー |
更新通知の値 |
---|---|
カレンダの削除 |
DELETECAL |
予定の変更 |
MODIFYEVENT |
仕事 (作業) の変更 |
MODIFYTODO |
予定の作成 |
CREATEEVENT |
仕事 (作業) の作成 |
CREATETODO |
予定の更新 |
REFRESHEVENT |
仕事 (作業) の更新 |
REFRESHTODO |
予定への返信 |
REPLYEVENT |
仕事への返信 |
REPLYTODO |
出席者が出席依頼に応答する際、開催者に電子メールによる通知を送信できるようになりました。
この機能を設定するには、ics.conf の ine.reply.enable パラメータを設定します。これを "y" に設定すると、この機能がシステム全体で有効になります。"n" に設定すると、この機能が無効になります。この機能は、デフォルトで有効に設定されています。
応答には、受諾、拒否、暫定的に受諾の 3 種類があります。通知は、応答が単一の出席依頼に対するものか、定期的な予定に対するものかを示します。新たに追加されたメッセージ形式ファイルパラメータは、次のとおりです。対応する形式ファイルも追加されています。
calmail.imipeventacceptnotification.fname= "mail_eventacceptnotification.fmt"
calmail.imipeventdeclinenotification.fname= "mail_eventdeclinenotification.fmt"
calmail.imipeventtentativeacceptnotification.fname= "mail_eventtentativeacceptnotification.fmt"
calmail.imipeventacceptnotificationrecur.fname= "mail_eventacceptnotificationrecur.fmt"
calmail.imipeventdeclinenotificationrecur.fname= "mail_eventdeclinenotificationrecur.fmt"
calmail.imipeventtentativeacceptnotificationrecur.fname= "mail_eventtentativeacceptnotificationrecur.fmt"
これはユーザーが設定する機能ではありません。つまり、これはシステム全体の設定パラメータであり、出席依頼を送信するすべてのユーザーに適用されます。
Calendar Server での電子メール通知の設定の詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』の「電子メール通知を有効にするには」を参照してください。
WCAP インタフェースが変更され、出席者のカレンダの予定のコピーが変更できるようになりました。これには概要と説明のフィールドが含まれます。
Calendar Server 6.3 ユーティリティー rename では、カレンダのデータの名前を変更する場合に、削除済みアイテムも含まれます。
拒否された予定が、「空き/予定あり」カレンダに表示されることはなくなりました。
以前のバージョンの Calendar Server では、Calendar Express (以前のユーザーインタフェース) が、自動的にインストールされ有効になっていました。このインタフェースを使用していない場合でも、無効にすることはできませんでした。Calendar Server 6.3 にアップグレードしている場合、アップグレード処理により、service.http.ui.enable="y" が ics.conf ファイルに追加されます。これにより、古い UI を使用する場合は、有効にしておくことができます。特別な設定は必要ありません。
Calendar Express を無効にするには、ics.conf ファイルで service.http.ui.enable の値を "n" に設定します。
Calendar Express は、新規インストールで自動的にインストールされなくなりました。Calendar Server 6.3 の新規インストールを実行していて、ユーザーインタフェースとして Calendar Express を使用する場合は、Communications Suite 5 インストールプログラムを使用して、明示的にインストールする必要があります。そのあとで、ics.conf ファイルに service.http.ui.enable="y" を追加して、設定する必要があります。新規インストールの場合、デフォルトの内部設定は "n" であるため、明示的に "y" に設定する必要があります。
以前のバージョンの Calendar Server からアップグレードしている場合、アップグレード処理により、値が "y" に設定されたパラメータが ics.conf に追加されます。これにより、何も変更することなく、従来のユーザーインタフェースを使い続けることができます。ただし、このパラメータを "n" に設定することでこれを無効にできます。
従来は、分散型データベース環境 (CLD プラグインを使用する DWP) の場合に、ビッグエンディアンとリトルエンディアンの問題により、フロントエンドプロセスとバックエンドプロセスを同じハードウェアプラットフォームにインストールする必要がありました。このバージョンでは、これは当てはまりません。フロントエンドプロセスとバックエンドプロセスを、それぞれ異なるハードウェアプラットフォームにインストールできるようになりました。
たとえば、フロントエンドマシンを X-86 プラットフォームマシンにして、バックエンドを SPARC プラットフォームマシンにできます。
Calendar Server により送信されたメッセージが iTIP 互換 (Microsoft Outlook と内部互換) になりました。
セキュリティーを強化するため、comm_dssetup.pl の実行時にテキストパスワードではなくパスワードファイルを指定することが可能になりました。新しい -j <passwordfilename> オプションを使用することで、パスワードを保護してセキュリティーを強化できます。これは、スクリプトで使用する場合に特に有用です。現在使用してるスクリプトではパスワードが公開されるため、スクリプトを変更する場合は、-w < password> オプションを削除し、新しいオプションに置き換えてください。
これは、問題 #6392093 の修正です。
以前のバージョンの Calendar Server では、csdb、cscal、および csuser が cal/bin ディレクトリ内に配置されていましたが、このバージョンから cal/sbin ディレクトリ内に配置されることになりました。
Calendar Server のプログラムコードが変更されたために、次の変更が ics.conf ファイルに加えられました。
service.http.ssl.certdb.path が非推奨になりました。local.ssldbpath の使用が推奨されます。パスの指定で、config ファイル ("/etc/opt/SUNWics5/config") を指定します。
実際のパスワードが、ics.conf ファイル内の証明書データベースではなく、config ディレクトリ内のファイル (sslpassword.conf) に格納されます。
このファイル内のパスワードの正しい形式は、次のとおりです。
Internal (Software) Token:password
Sun Java System Calendar Server 6.3 では、次の機能が非推奨になりました。
Calendar Express グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) は非推奨になり、Communications Express GUI が推奨されることになりました。Calendar Express は、次回の主要な機能リリースの配布内容から削除されます。可能なかぎり早期に Communications Express に移行してください。
storeevents と storetodo の両方で使用される WCAP attachments パラメータが非推奨になりました。下位互換性を維持するため、このパラメータは引き続き使用可能です。ただし、将来のリリースではこのパラメータは認識されなくなります。このパラメータを使用しているスクリプトは、すべて変更するようにしてください。
Calendar Server 6.3 release で、Calendar Server のアクティビティー監視用の cstool ユーティリティーが削除されました。
Calendar Server ソフトウェアは、Windows および HP-UX プラットフォームでは使用できなくなりました。
ここでは、このリリースの Calendar Server で必須または推奨されるハードウェアおよびソフトウェアについて説明します。
この節では、Calendar Server と互換性がある製品のバージョンを示します。
表 2–3 Calendar Server 6.3 の製品バージョン互換性要件
製品 |
バージョン |
---|---|
Sun Cluster |
3.1 |
Sun Java System Directory Server |
5.1、5.2、6.0 |
Sun Java System Message Queue |
3.7 |
Sun Java System Access Manager (旧 Identity Server) |
旧バージョン (6.x): Access Manager 6 コンソールやディレクトリ情報ツリー (DIT) など、Access Manager 6 の機能をサポートします。Access Manager のほかに Portal Server、Messaging Server、Calendar Server、Delegated Administrator、または Instant Messaging をインストールする場合には、Access Manager の「互換 (6.x)」インストールタイプを選択する必要があります。 |
Sun Java System Web Server |
7.x |
Sun Java System Application Server |
8.2 |
Calendar Server 6.3 には、共有セキュリティーコンポーネントの NSS version 3.9.3 を使用する必要があります。
製品バージョンの依存関係の詳細については、『Sun Java Enterprise System 5 インストールガイド (UNIX 版)』および 『Sun Java Enterprise System 5 リリースノート (UNIX 版)』を参照してください。
標準インストールの場合、約 500M バイトのディスク容量。本稼働システムの場合、最低 1G バイト。
128M バイトの RAM。本稼働システムの場合、最適なパフォーマンスを得るには 256M バイト〜 1G バイトが必要。
高速アクセス用の RAID ストレージ (大規模なデータベースでは使用が推奨される)。
ここでは、このリリースの Calendar Server で必須または推奨されるソフトウェアについて説明します。
SolarisTM 10 オペレーティングシステム (SPARC® プラットフォーム版、x86 プラットフォーム版)
Solaris 9 (5.9) オペレーティングシステム (SPARC プラットフォーム版、x86 プラットフォーム版)
Red Hat Enterprise Linux Advanced Server (32 ビットバージョン)、バージョン 3 (すべての更新) および 4 (すべての更新)
Calendar Server ソフトウェアは、Windows および HP-UX プラットフォームではサポートされなくなりました。
第 6 章「Sun Java System Communications Express 6.3 リリースノート」、「Communications Express のブラウザ要件」を参照してください。
Communications Suite 5 の一般リリースでは、Calendar Server 6.3 製品のアップグレードパッチは次のとおりです。
プラットフォーム |
パッチ番号 (英語) |
パッチ番号 (ローカライズされた言語) |
---|---|---|
Solaris、SPARC |
121657–17 |
117010-26 |
x86 |
121658–17 |
117011-26 |
Linux |
121659–17 |
117852-26 |
最新の製品パッチは SunSolve で入手できます。Sun Solve でのパッチの検索方法については、次の手順を使用してください。
Sun Java System Calendar Server に必要なパッチの最新の一覧の詳細については、次のサイトにアクセスします。
「パッチ」または「パッチ・サポート・ポータル」を選択します。
Sun Java System Calendar Server のリンクに従って進みます。
オペレーティングシステムのパッチ要件に変更があり、Java Enterprise System コンポーネントのパッチが利用可能になった場合、更新は SunSolve から入手できます。最初は、推奨パッチクラスタの形式で提供されます。
ここでは、Calendar Server 6.3 をインストールする前に知っておくべき情報について説明します。次の節が含まれます。
Calendar Server では、NFS (Network File System) でマウントされたパーティションはサポートされていません。Calendar Server のいかなる部分も (実行可能ファイル、データベースファイル、設定ファイル、データファイル、一時ファイル、ログファイルを含む)、NFS でマウントされたパーティションにインストールしたり作成したりしないでください。
Java Enterprise System は Linux プラットフォームで実行できます。ユーザーの観点からの主な違いは、製品ディレクトリのインストール先のパス名です。Linux プラットフォームでは、Solaris プラットフォームとは異なるディレクトリにインストールされます。
次の表に、Solaris および Linux のデフォルトのインストールディレクトリパスを示します。
Solaris のデフォルトディレクトリ |
Linux のデフォルトディレクトリ |
---|---|
/opt/SUNWics5/cal/ (cal-svr-base) |
/opt/sun/calendar (cal-svr-base) |
/etc/opt/SUNWics5/config |
/etc/opt/sun/calendar/config |
/var/opt/SUNWics5/ |
/var/opt/sun/calendar |
マニュアルでは、Calendar Server のデフォルトのインストールディレクトリは、cal-svr-base として参照されています。
Calendar Server をインストールする前に、必須のオペレーティングシステムパッチを適用する必要があります。必須パッチのリストについては、『Sun Java Enterprise System 5 リリースノート (UNIX 版)』を参照してください。
Solaris システムで Sun Java Enterprise System インストーラまたは Calendar Server 6.3 設定プログラムを実行するには、スーパーユーザー (root) としてログインするか、スーパーユーザーになります。
Sun Java Enterprise System インストーラを使用して Calendar Server 6.3 をインストールします。Java Enterprise System インストーラは、Calendar Server 6.3 およびさまざまな製品で使用される共有コンポーネントを含む Sun コンポーネントの製品パッケージをインストールします。
次のリストに、さまざまな Calendar Server 関連のコンポーネントの Linux パッケージ名を示します。
コンポーネント |
パッケージ名 |
---|---|
Calendar Server |
sun_calendar-core sun-calendar-api |
ローカライズされたパッケージ: |
|
スペイン語 |
sun-calendar-core-es |
韓国語 |
sun-calendar-core-ko |
フランス語 |
sun-calendar-core-fr |
中国語 |
sun-calendar-core-zh_CN |
ドイツ語 |
sun-calendar-core-de |
日本語 |
sun-calendar-core-ja |
繁体字中国語 |
sun-calendar-core-zh_TW |
Sun Java System Communications Suite インストーラを使用して Calendar Server version 6.3 にアップグレードすることはできません。patchadd プロセスを使用する必要があります。
Calendar Server 6.3 のアップグレードの詳細については、『Sun Java Communications Suite 5 アップグレードガイド』を参照してください。
Calendar Server 6.3 にアップグレードしたあとに、この節で示されているさまざまなデータベースツールを使用して、データベースもアップグレードする必要があります。移行ツールの詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』を参照してください。
ここでは、次の内容について説明します。
以前の Calendar Server ソフトウェアのバージョンが 5.1.1 よりも前である場合は、まず、データベースの Calendar Server 5.1.1 互換への移行をテクニカルサポートに依頼してください。Calendar Server version 6 リリースのいずれかに直接移行することはできません。テクニカルサポートの推奨するプロセスでは、Calendar Server 5.1.1 をインストールする必要があります。データベースファイルが Calendar Server 5.1.1 互換になったあとに、Calendar Server 6.3 をインストールして、次のデータベースツールを次に示された順序で実行してください。
このユーティリティーを実行して、データベースをバージョン 5.1.1 からバージョン 6.2 レベルにアップグレードします。これは、csmigrate ユーティリティーを実行してバージョン 6.3 レベルに移行する前に必要な中間手順です。cs5migrate ユーティリティーは、Calendar Server 6.3 のインストール後に、sbin ディレクトリに格納されています。
-r オプションを指定する必要があります。これにより、cs5migrate ユーティリティーは、すべての定期的な予定と作業用のマスターおよび例外レコードを作成します。将来、これらのレコードは Calendar Server により自動的に生成されます。
このユーティリティーは、データベースに対し次の変更を実行します。
Calendar Server 5.1.1 LDAP データベースの Calendar Server 6.2 互換への移行。
Berkeley データベースのバージョン 4.2 への移行。
ログファイル csmigrate.log への移行ステータスの書き込み。
ログファイル csmigrateerror.log へのエラーの書き込み。
このユーティリティーを実行すると、LDAP CLD プラグインが適切に動作します。
このユーティリティーを実行して、非ドメインのカレンダデータベースを、複数ドメイン環境と互換性のある単一のドメインのデータベースに移行します。
現時点では、Calendar Server データベースはバージョン 6.2 モードです。csmigrate ユーティリティーを実行して、Calendar Server 6.2 データベースを Calendar Server version 6.3 互換に移行します。
csmigrate ユーティリティーは、そのほかの管理ツールとともに、新たにインストールした Calendar Server 6.3 ソフトウェアの sbin ディレクトリにあります。csmigrate の詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』を参照してください。
限定仮想ドメインモードに設定されている Calendar Server のさらに古いバージョンからアップグレードする場合、または Calendar Server の複数のインスタンスが同一マシンにある場合は、移行要件に関してご購入先の顧客サービス担当者に確認し、それらの要件をサポートする特定の移行ユーティリティー手元にあることを確認してください。
また、最初にフルバックアップを取らずにデータベースを移行することは絶対にしないでください。
csmigrate を実行して、カレンダデータベースをバージョン 6.3 レベルにアップグレードします。
csmigrate ユーティリティーは、そのほかの管理ツールとともに、新たにインストールした Calendar Server 6.3 ソフトウェアの sbin ディレクトリにあります。csmigrate の詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』を参照してください。
Calendar Server 6.3 のインストールまたは Calendar Server 6.3 へのアップグレードを実行したあとは、Calendar Server を使用する前に、次の方法で設定を行う必要があります。
Directory Server セットアップスクリプト (comm_dssetup.pl) を実行して、Sun Java System Directory Server for Calendar Server スキーマを設定します。手順については、『Sun Java Communications Suite 5 インストールガイド』の第 8 章「Directory Preparation Tool (comm_dssetup.pl) 」を参照してください。
Calendar Server 設定プログラム (csconfigurator.sh) を実行して、使用しているサイトの特定の要件を設定します。手順については、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』を参照してください。
次の表に、Solaris および Linux の各プラットフォームのマニュアルで言及されているさまざまなファイルおよびプログラムの場所を示します。
ファイル名 |
Solaris の場合の場所 |
Linux の場所 |
---|---|---|
管理者用ユーティリティー: start-cal、stop-cal、csattribute、csbackup、cscal、cscomponents、csdb、csdomain、csexport、csimport、csmonitor、csplugin、cspurge、csrename、csresource、csrestore、csschedule、csstats、cstool、csuser |
/opt/SUNWics5/cal/sbin |
/opt/sun/calendar/sbin |
移行ユーティリティー: csmig、csvdmig |
/opt/SUNWics5/cal/sbin |
/opt/sun/calendar/sbin |
構成ファイル: ics.conf、version.conf、counter.conf、sslpassword.conf |
インストール後のファイルの場所: /opt/SUNWics5/cal/ config-template 設定中は、前述のディレクトリに含まれるさまざまなファイルが、選択した設定オプションで指定された場所に移動されます。デフォルトの場所は次に示すとおりです。/etc/opt/SunWics5/config |
インストール後のファイルの場所: /opt/sun/calendar/ config-template 設定中は、前述のディレクトリに含まれるさまざまなファイルが、選択した設定オプションで指定された場所に移動されます。 |
Mail 形式 (*.fmt) ファイル |
インストール後のファイルの場所: /opt/SUNWics5/cal/ config-template 設定後のファイルの場所: /etc/opt/SUNWics5/config/language language は、en、de、es、fr、ja、ko、zh-TW、または zh-CN です。 |
インストール後のファイルの場所: /opt/sun/calendar/ config-template 設定後のファイルの場所: /etc/opt/sun/calendar/config/ language language は、en、de、es、fr、ja、ko、zh-TW、または zh-CN です。 |
ライブラリ (.so) ファイル SSL ユーティリティー: certutil、modutil |
/opt/SUNWics5/cal/lib |
/opt/sun/calendar/lib |
セッションデータベース |
/opt/SUNWics5/cal/data/ http |
/opt/sun/calendar/data/http |
カウンタ統計情報ファイル: counter、counter.dbstat |
/opt/SUNWics5/cal/lib/ counter |
/opt/sun/calendar/lib/ counter |
timezones.ics ファイル |
/opt/SUNWics5/cal/config |
/opt/sun/calendar/config |
LDAP Directory Server のパフォーマンスを向上させたい場合、特に LDAP ディレクトリのカレンダ検索を使用している場合は、次の点を考慮してください。
Calendar Server が LDAP Directory Server アクセスするときのパフォーマンスを向上させるには、LDAP 設定ファイルの各種属性にインデックスを追加します。
設定プログラム comm_dssetup.pl は、オプションでインデックス作成を行います。
インデックス作成によってパフォーマンスがどれだけ変わったかを調べるには、次のテストを実行します。
インデックス作成を実行する前に、次の LDAP コマンドの実行に要する時間を計測します。
ldapsearch -b "base" "(&(icscalendarowned=* user*)(objectclass=icsCalendarUser))" |
ここで、base は、Calendar Server のユーザーとリソースのデータが格納されている Directory Server の LDAP ベース DN です。user は、一般ユーザーが「カレンダ検索」ダイアログで入力できる値です。
icsCalendarOwned のインデックス作成を実行します。
再度 LDAP コマンドを実行して、時間を計測します。
ldapsearch -b "base" "(&(icscalendarowned=*user*)(objectclass=icsCalendarUser))" |
ここで、base は、Calendar Server のユーザーとリソースのデータが格納されている Directory Server の LDAP ベース DN です。user は、一般ユーザーが「カレンダ検索」ダイアログで入力できる値です。
時間を比較します。2 つの時間に測定可能な差異が存在するはずです。
ルックスルー制限 (nsslapd-lookthroughlimit) パラメータとサイズ制限 (nsslapd-sizelimit) パラメータが適切な値に設定されているかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。
ldapsearch -b "base" "(&(icscalendarowned=* user ID*) (objectclass=icsCalendarUser))"
ここで、base は Calendar Server のユーザーとリソースのデータが格納されている Directory Server の LDAP ベース DN です。user ID は、一般ユーザーが Communications Express の「カレンダ検索」ダイアログで入力可能な値です。
LDAP サーバーがエラーを返す場合は、nsslapd-sizelimit または nsslapd-lookthroughlimit パラメータの大きさが十分でない可能性があります。次のガイドラインに従って、これらのパラメータを設定してください。
slapd.conf ファイルまたは同等のファイルの nsslapd-sizelimit パラメータの値は、必要な結果をすべて返すのに十分な大きさにする必要があります。大きさが十分でない場合、切り捨てが実行され、結果が表示されないことがあります。
slapd.ldbm.conf ファイルまたは同等のファイルの nsslapd-lookthroughlimit パラメータの値は、LDAP ディレクトリ内のすべてのユーザーとリソースの検索を完了するのに十分な大きさにする必要があります。可能な場合は、nsslapd-lookthroughlimit を -1 に設定します。そうすると、検索に制限がなくなります。
Communications Express のスキーマ 1 には 2 つの問題点があります。
Communications Express を Sun LDAP スキーマ 1 とともに使用する場合は、Communications Express 設定プログラムの実行前に、ldapmodify を使用して DC ルートノードを LDAP に追加する必要があります。エントリは次のようになります。
dn: o=internet objectClass: organization o: internet description: Root level node in the Domain Component (DC) tree
スキーマ 1 のユーザーの作成に使用するカレンダユーティリティーの csuser は、Calendar Express 用に設計されており、Communications Express に必要なアドレス帳サービスのユーザーをサポートしていません。
Calendar Server 用のユーザー、グループ、 ドメインのプロビジョニングツールには、Delegated Administrator ユーティリティーと Calendar Server ユーティリティーの 2 つがあります。Delegated Administrator には、グラフィカルユーザーインタフェースである Console と、コマンド行インタフェースである Utility の 2 つのインタフェースがあります。Delegated Administrator の詳細は、『 Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Delegated 管理ガイド』を参照してください。Console の使用方法については、Delegated Administrator Console オンラインヘルプを参照してください。
Calendar Server ユーティリティーの詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』を参照してください。
ユーザーのプロビジョニングを Access Manager Console から行わないでください。Access Manager Console でユーザーを作成してカレンダサービスを割り当てることは可能ですが、この方法を使用すると、配備に対して予期しない悪影響が及ぼされる可能性があります。
Calender Server 6.3 には、次のマニュアルがあります。Part No. は括弧で囲まれています。
『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』 (820-0515)
『Sun Java System Calendar Server 6.3 WCAP Developer’s Guide』 (819-4655)
このリリースでは、Developer's Guide のマニュアルが再構成されています。WCAP に言及していない章がすべて削除されました。削除対象の内容には、CSAPI および AuthSDK に関する説明が含まれます。この内容は複数回のリリースを通じて更新されてきませんでした。削除された内容を参照する必要がある場合は、以前のバージョンのガイド (『Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 Developer’s Guide』など) を参照してください。
『Sun Java System Communications Express 6.3 管理ガイド』 (820-0523)
『Sun Java System Communications Express 6 2005Q4 Customization Guide 』 (819–2662)
『Sun Java System Delegated Administrator 6.4 管理ガイド』 (820-0519)
『Sun Java Communications Suite 5 Schema Reference 』 (819-4437)
『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Schema Migration Guide』 (819-2656)
『Sun Java Communications Suite 5 Event Notification Service Guide 』 (819-4435)
Communications Express のオンラインヘルプは、Communications Express に付属しています。
Delegated Administrator コンソールのオンラインヘルプは、Delegated Administrator コンソールに付属しています。
Calendar Server 6.3 のマニュアルは、次の Web サイトから入手できます。
http://docs.sun.com/coll/1702.1
『Sun Java Enterprise System Technical Note: Sun Java System Calendar Frequently Asked Questions 』 (819–2631) この FAQ 文書は、このリリースで更新されていません。
次の表に、Calendar Server 6.3 と以前のバージョン間に存在する既知の非互換性の問題を示します。
非互換性 |
影響 |
コメント |
---|---|---|
Access Manager が旧バージョンとレルムの 2 つのインストールタイプを持つようになりました。 |
インストール時に、次のパネルで、インストールタイプとして「旧バージョン」を選択する必要があります。 Access Manager: Administration (1 of 6) |
不正な Access Manager がインストールされている場合、Delegated Administrator を実行できません。 |
/opt/SUNWics5 内にある Directory Preparation Tool (comm_dssetup.pl) は動作しません。 |
comm_dssetup.pl は、/opt/SUNcomds (Solaris) および /opt/sun/comms/dssetup (Linux) にインストールされた独自パッケージ内に存在するようになりました。 以前のパスが指定されている既存のスクリプトは、更新する必要があります。 |
このパッケージをインストールするには、該当するインストーラパネルで Directory Preparation Tool を選択する必要があります。 |
Delegated Administrator 用の設定プログラムが変更されました。 |
Delegated Administrator をインストールして、設定プログラムを実行します。最新のプログラムは、次の場所にあります。Solaris の場合、/opt/SUNWcomm/sbin/config-commda Linux の場合、/opt/sun/comms/config-commda |
このバージョンの Calendar Server をインストールする際に、新しい Delegated Administrator にアップグレードします。 |
このリリースの Communications Express は、Calendar Server の以前のバージョンと互換性がありません。 |
Communications Express をアップグレードする場合は、Calendar Server もアップグレードする必要があります。 |
これは、Messaging Server にも適用されます。 |
パッケージ方法が変更されたため、Calendar Express は実行時に文字列置換を行う必要があります。 |
顕著なパフォーマンス低下 |
Calendar Server の操作を開始する前に、テクニカルサポートに連絡を取ってスクリプトを入手してください。このスクリプトにより、必要な文字列の置換がすべて実行されます。 Calendar Express は非推奨であり、将来のリリースの Calendar Server には含まれません。この問題は修正されません。 |
SSL 処理用のプログラムコードが変更されたため、次のパラメータは機能しません。 service.http.ssl.certdb.path |
以前のパラメータを使って SSL ディレクトリを指し示すスクリプトおよび設定ファイルは、動作しません。SSL は有効ではありません。 |
新規パラメータが ics.conf ファイルに追加されました。 local.ssldbpath = "/etc/opt/SUNWics5/config" |
証明書データベースのパスワードは、次の ics.conf パラメータに含まれなくなりました。 service.http.ssl. certdb.password |
SSL パスワードが見つかりません。エラーメッセージ: General Error: http_ssl_init(): SSL initialization failed. |
証明書データベースのパスワードは、config ディレクトリ内の次のファイルに存在します。 sslpassword.conf パスワードの形式は次のとおりです。 内部 (ソフトウェア) トークン: password |
非ドメイン環境は許可されなくなりました。 |
このリリースでは、LDAP エントリを変更するスクリプトにデフォルトドメインを含める必要があります。 |
Calendar Server がインストールおよび設定済みの場合、すべての LDAP エントリに対してサイレント変換プログラムが実行され、指定したデフォルトドメインが追加されます。 ドメインなしの要求 (WCAP コマンド) を受信した場合は、自動的にデフォルトドメインとみなされます。 ただし、LDAP エントリを直接変更するスクリプトを実行する場合は、新しいデフォルトドメインを常に含める必要があります。 |
ics.conf ファイル内の service.admin.calmaster.userid および service.admin.calmaster.cred パラメータは、今後使用されません。 |
以前のパラメータを使って Calendar ユーザー設定および資格を設定することはできません。 |
service.admin.calmaster.userid パラメータが service.siteadmin.userid に、service.admin.calmaster.cred パラメータが service.siteadmin.cred に、それぞれ変更されました。これらのパラメータをアップグレードする場合は、パッチスクリプトを使って移行が実行されます。 |
Calendar Server の Windows および HP-UX バージョンは使用できなくなりました。 |
サーバーサイドの Calendar Server ソフトウェアによってサポートされるオペレーティングシステムプラットフォームは、Solaris および Linux のみです。 |
これは、Connector for Microsoft Outlook などのクライアントサイドソフトウェアには影響しません。サポートされているオペレーティングシステムの一覧については、個々のクライアントコンポーネントのリリースノートを参照してください。 |
次のリストは、Calendar Server 6.3 のベータバージョンでレポートされ、修正された問題を示します。
csuser delete を実行すると、デフォルトカレンダだけが削除されます。
ディレクトリマネージャーのパスワードが、ics.conf ファイルにプレーンテキストで保存されます。
ホストドメインの設定前にプロビジョニングされたユーザーは、予定を作成できません。
カレンダ設定ファイル内で無効に設定したプロセスは、stop コマンドを発行しても停止しません。
これは、問題番号 6216869 と関連があります。プロセス (enpd など) を起動してから ics.conf ファイル内でそれを無効にする場合、stop-cal が発行されても、システムは無効にされたプロセスを停止しません。
ホットバックアップのログファイルが、設定通りに破棄されません。
管理者が LDAP からドメインを削除できません。
commadmin domain purge を実行しても、deleted が icsStatus であるエントリが削除されません。エントリのステータスは removed でなければなりません。推奨される Calendar Server ユーティリティーである csclean を実行しても、icsStatus は removed に変更されません。
deletecomponents_by_range は、期限が削除範囲外の場合でも仕事を削除します。
deletetodos_by_range.wcap は、dtstart を尊重せず、dtstart=0 であるかのように処理を行います。
stop コマンドが発行されても、DWP は停止しません。
これは、問題番号 5060833 と関連があります。DWP プロセスの実行中に DWP が無効になっている場合、stop-cal を実行しても DWP プロセスは停止しません。stop-cal は、有効に設定されているサービスだけでなく、すべてのサービスを停止するはずです。
RFE: グループ内部で、グループメンバーの calid だけが表示され、名前は表示されません
予定通知の電子メールの各行が長く、RFC 2822 に違反します。
Calendar Server には certmap.conf ファイルが不要であるため、このファイルをバンドルする必要はありません。このファイルは、Calendar Server がサポートしないクライアントベースの SSL 認証用です。
set_calprops.wcap の呼び出し時に、cshttpd がコアダンプします。
Directory Server がスキーマ 2 で、ドメインが作成されていない場合、Calendar Server 設定プログラムによりエラーメッセージが表示され、この種の Directory Server に対する設定が許可されません。
この問題は、GUI バージョンの設定プログラムのみで修正済みです。コマンド行バージョンの場合は、Delegated Administrator でドメインを作成してから、Calendar Server を設定する必要があります。
Calendar Server で、誤解を招く恐れのあるエラーメッセージがログに記録されます。
ディレクトリが存在しない場合、csmigrate を実行するとディレクトリが作成されるはずです。
csclean を実行しても、ユーザーのカレンダは削除されません。理由を示す警告は表示されません。
クロスドメイン検索が有効な状態で、ユーザーが異なるドメインのユーザーに出席を依頼すると、WCAP errno により値 60 が返されます。
proxyauth は、デフォルトで有効にする必要があります。
予定チェーンのインスタンスを 1 つ変更すると、電子メール通知が 2 通送信されます。
ENS 通知が有効な場合、csmigrate 移行ユーティリティーがハングアップします。
storeevents コマンドを呼び出すと、cshttpd プロセスが無限ループに入ります。
移行ツールで、新規データベースディレクトリ内に ldap_cache および cld_cache を作成する必要があります。
Calendar バックアップに、ディスク容量が不足しているというエラーメッセージが表示されます。示されている計算が間違っているのでしょうか?
計算は正確でしたが、アーカイブおよびホットバックアップディレクトリを csdb ディレクトリの外部に移動する必要があります。
csdomain には、LDAP 属性 inetdomainstatus を変更するためのプロパティーがありません。このコマンドは非推奨であり、更新されません。
InetDomainBaseDN にインデックスを追加してください。
comm-dssetup は、さらにインデックスを追加する必要があります。
サイレントに再設定するときに caldb.calmaster パラメータが "**UNKNOWN**" に変更されます。
ここでは、Calendar Server 6.3 リリース時の、重要度の高い既知の問題の一覧を示します。
現時点で知られている制限事項は次のとおりです。
「以前のバージョンの Calendar Server から Calendar Server 6.3 へのアップグレード後に発生する高可用性関連の問題」
「アップグレード後に、Linux プラットフォームにログインできない: 「Backend Host Unresolvable」」
Calendar Server HA パッケージ SUNWcsics を利用して高可用性機能を使用する場合、以前のバージョンの Calendar Server から Calendar Server 6.3 にアップグレードしたあとで、問題 6560681 を回避するために次の手順に従う必要があります。
回避方法:
Calendar Server 6.3 に付属する SUNWscics パッケージを手動で削除します。
pkgadd を使用して、Java Enterprise System ソフトウェアにバンドルされた SUNWscics パッケージを追加します。
DWP プロトコルの使用が必須の構成で、フロントエンドサーバーとバックエンドサーバーを使用して Calendar Server を配備している場合、設定プログラムにより、バックエンドサーバーのホスト名の追加を求められます。設定プログラムが ics.conf のパラメータ caldb.dwp.server.hostname.ip にこの値を格納するとき、本来格納されるべき完全修飾ホスト名の代わりに IP アドレスが誤って格納されてしまいます。このことが原因で、システムがバックエンドサーバーを検出できなくなります。
回避方法: IP アドレスをバックエンドサーバーの完全修飾ホスト名に置き換えます。これは、テキストファイルである ics.conf を編集するだけで行うことができます。
フロントエンドサーバーとバックエンドサーバーの設定に使用する、このパラメータやその他のパラメータの設定値についての正確な情報は、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』の第 5 章「Calendar Server バージョン 6.3 での複数のマシンへのカレンダデータベースの分散の設定」を参照してください。
この問題は、このリリースノートの次の節 「Calendar Server 6.3 で報告された問題」で、問題番号 6542989 として報告されています。
Linux オペレーティングシステムでは、Calendar Server 6.3 にアップグレードしたあとに、start-cal を実行すると、http.log ファイルに次のようなエラーメッセージが示されます。
cshttpd[2984]: General Error: caldb: caldb_pvt_isLocalUrl: hostname of hostname.xyz.com is not resolvable. Please check that hostname is correct and that hostname resolver is correct.
また、ログインを試みると、次のようなエラーメッセージが示されます。
Backend Host Unresolvable Please try again
修正: この問題は、Calendar Server 6.3 Update 1、パッチ番号 121658-17 で修正されています。
これは、次の節 「Calendar Server 6.3 で報告された問題」の問題番号 6516438 と同じ問題です。
設定ファイル ics.conf では、パラメータの重複が許可されます。このため、パラメータの値に関して混乱を招く可能性があります。システムが使用しているパラメータのインスタンスを判別するには、ファイルの最後のインスタンスを確認してください。ファイルを処理する際、システムは検出するパラメータの最後のインスタンスの値を使用します。
ベストプラクティス: ics.conf ファイルの最後に # My Parameter Changes のようなセクションラベルを付けて、すべての変更をそこに追加します。変更の履歴を維持する場合は、変更の理由および日付を記述したコメントを追加します。
使用しなくなった以前の変更を定期的にコメントアウトするか、使用しない重複する内容を削除して (変更の履歴を維持する必要がない場合)、最新の変更だけがファイルに残るようにします。
このバージョンでは、パッケージングのプリプロセス段階で XSL ファイル内の文字列置換は実行されません。このため、文字列置換がリアルタイムで実行され、Calendar Express ユーザーインタフェースのパフォーマンスが低下します。
回避方法: すべての XSL ファイルのプリプロセスを実行し、適切な言語文字列を手動で挿入することにより、Calendar Server を実行する前に文字列置換を実行できます。置換を実行するには、perl スクリプト (xslvarparser.pl) を追加する必要があります。このスクリプトは { CAL_SERVER_BASE}/tools/unsupported/bin ディレクトリ内にあります。スクリプトの実行方法は、スクリプト本体に記述されています。
参考までに、スクリプト内に記述されている実行方法を次に示します。
XSL の描画を高速化するため、perl スクリプト xslvarparser.pl を使って XSL ファイル内の変数を置換します。
このファイルを /opt/SUNWics5/cal/html ディレクトリ (Solaris のデフォルトディレクトリ) にコピーします。
次に $ perl xslvarparser.pl と入力して、このスクリプトを実行します。
生成されたファイルが、各ロケールの出力ディレクトリ内に格納されます。
各ロケール内の XSL ファイルを、出力ディレクトリ内のファイルで置き換えます。
置換を実行する前に、元のファイルを保存することをお勧めします。
これは、「Calendar Server 6.3 で報告された問題」の問題番号 6385495 で説明したものと同じ問題です。
各 set_userprefs コマンドにより、複数値の設定のインスタンスが 1 つだけ削除されます。
回避方法: 複数値ユーザー設定のインスタンスをすべて削除するには、インスタンスごとに 1 つの set_userpref コマンドを発行する必要があります。
次に例を示します。get_userprefs を実行して、ユーザー設定のすべてをリスト表示します。icsSubscribed などのように、設定に複数の値が存在する場合は、リスト表示された値ごとに set_userprefs コマンドを発行して、設定を削除する必要があります。
クラスタの個々のノードに何がインストールされているかを示す、クラスタ固有の showrev コマンドは存在しません。これは、一般的な問題であり、単に Calendar Server 固有の問題というわけではありません。グローバルファイルシステムにインストールされた製品であればどれでも、同じ問題に遭遇します。
このことは、Calendar Server のアップデート時に問題となります。Calendar Server のインストールされたすべてのノードにパッチを適用する必要があるためです。また、Calendar Server がノードにインストールされていない場合、パッチをノードに適用することはできません。少なくとも Calendar Server がインストールされているノードがわからないと、Calendar Server のインストール先を見つけるのは、紛らわしく、時間のかかる作業になります。
回避方法: 次のコマンドを実行して、Calendar Server がインストールされているすべてのノードを表示します。pkgparam -v SUNWics5 | grep ACTIVE_PATCH
ポップアップブロッカーを有効にしていると、特定の Calendar Server ウィンドウが表示されません。
回避方法: Calendar URL に対するポップアップブロッカーを無効に設定して、すべての Calendar Server ウィンドウが確実に表示されるようにします。
例外: Norton Inet Security AD_BLOCKER および Mozilla 内蔵の POP_BLOCKER は、Calendar Server ウィンドウの動作には影響を及ぼしません。
csuser ユーティリティーでは、アドレス帳で作成されたユーザーが有効になりません。
回避方法: ldapmodify を使用してユーザーを有効にします。
設定プログラム csconfigurator.sh を使用すると、1 つのドメインしか設定されません。
回避方法: 複数ドメインのカレンダ環境 (仮想ドメインまたはホストドメインと呼ばれる) が必要な場合、次の 2 つを実行する必要があります。
ホストドメインを有効にします。
Sun LDAP スキーマ 1 を現在も使用している場合は、Delegated Administrator または csdomain ユーティリティーを使って、ドメインを独自に追加します。
『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』の第 10 章「Calendar Server 6.3 の複数ドメイン環境の設定」および 『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』の第 13 章「Calendar Server ドメインの管理」を参照してください。
(問題番号 4777792) キャッシュがいっぱいになるために、エラーが発生します。Calendar Server では、LDAP キャッシュデータが期限切れになりません。
回避方法: 定期的にファイルの内容を削除します。その後、Calendar Server を再起動します。
設定ファイルへのホスト名の入力が 2 回求められます。最初は完全修飾されたホスト名で、2 番目は完全修飾されていないホスト名です。次に例を示します。
caldb.dwp.server.skate.red.sesta.com.ip = "skate.red.sesta.com" caldb.dwp.server.skate.ip = "skate" caldb.dwp.server.test12.red.sesta.com.ip = "test12.red.sesta.com" caldb.dwp.server.test12.ip = "test12"
X-Token 内に RFC 非準拠のデータが存在する場合は、そのデータを引用符で囲む必要があります。たとえば、X-Token 内のコロンは ":" のようにする必要があります。
Calendar Server ユーティリティー cscal は、ユーザーを二次所有者として所有者リストに追加する前に、ユーザーの検証を行いません。
Calendar Server 移行ユーティリティー csmig は、所有者カレンダを使用した icsSubscribed の更新を行いません。
これは、手動で実行する必要があります。
予定通知サービスは非推奨になりました。これは修正されません。Sun Java System Message Queue 製品を代わりに使用してください。
ユーザーが予定を変更して、今日の予定と将来のすべての予定を変更するオプションを選択すると、以前の予定はすべて削除されて、UI に表示されなくなります。
SSLv2 モードで SSL の初期化が失敗します。SSLv2 クライアントを使用できません。
スキーマ 1 の場合、カレンダを作成したり、別の方法で管理したりする前に、DC ツリーノードを作成する必要があります。
エラーメッセージがあいまいなのは、もともとは何段階も下のレベルで作成され、多くのさまざまな状況が原因として考えられるためです。次の上位レベルのプログラムは、エラーメッセージが上位に移動する前にそれを解釈することはありません。
説明の先頭に空白を使用すると、空白がテキストで保存されず、予定が表示されるときに空白が表示されません。
これは、このリリースでは実装されていない RFE です。
残存するロックファイルのために、再起動が妨げられています。ロックファイルを削除してから再起動してください。
ロックファイルは、次のディレクトリ内にあります。
/opt/sun/calendar/lib/lock/__db.001
法律により、夏時間の切り替え日が変更されました。Calendar Server 6.3 ソフトウェアには新しい正確な時間帯表が含まれています。将来作成されるすべての予定および作業は、正確な時間となります。ただし、以前の切り替え日と新しい切り替え日の間の期間にスケジュールされている既存の予定および作業は 1 時間ずれます。この問題は、カレンダで毎年 2 回発生します。1 回は、春の標準時間から夏時間への切り替え日で、もう 1 回は、秋の夏時間から標準時間への切り替え日に発生します。
この問題は、あとでこのマニュアルの 「Calendar Server 6.3 で報告された問題」で説明されている問題番号 6502376 と同じ問題です。
修正: この問題の標準的な修正方法は、ユーザーが、カレンダ内の影響を受ける予定の時間を調整できるようにすることです。
テクニカルサポートでは、要求に応じて、修正プログラムを提供することができます。
インポート機能を使用して、カレンダ間でデータを移動することはできません。インポートできるのは、エクスポートした、同じカレンダ (同じ calid) に対して のみです。
この制限は、このマニュアルの 「Calendar Server 6.3 で報告された問題」の節で、番号 6461183 として示されているものです。
次のリストに、この製品に関して報告されている問題を示します。
ホストドメイン環境の場合、csexport では、calid は完全修飾名である必要があります。たとえば、uid@domain のような形式になります。
状態ファイルが作成されない。
csconfigurator.sh を -saveState オプションを指定して実行し、指定された状態ファイルにパスが含まれていない場合、状態ファイルは作成されません。次に例を示します。
/opt/sun/calendar/sbin/csconfigurator.sh -saveState cs.state
回避方法: 状態ファイルを作成する場所を、常にフルパス名で指定します。
リソースカレンダのデフォルトの出席依頼ステータスは「受諾済み」でならなければならない。
リソースカレンダのデフォルトの出席依頼ステータスは、「受諾済み」でなければなりません。リソースカレンダが出席依頼を受け付けることができないため、リソースカレンダに登録されたユーザーに出席依頼が表示されないことが起こり得ます (「Communications Express」->「オプション」->「カレンダ表示」で、ユーザーが受諾済みの出席依頼のみの表示を選択している場合)。
回避方法: サーバーレベルの自動受諾は、ics.conf のパラメータ resource.invite.autoaccept = "yes" により決定されます。また、icsAutoaccept LDAP 属性を使用して、各リソースレベルで決定することもできます。
定期的な予定に関する問題。
日付以外のフィールドを変更して (storeevents を使用して) dtstart および dtend パラメータを送信すると、データが破壊されます。
回避方法: 日付以外のフィールド変更が必要なストア変更コマンドでは、dtstart および dtend を指定しないでください。
Directory Server がスキーマ 2 で、ドメインが作成されていない場合、Calendar Server 設定プログラムによりエラーメッセージが表示され、この種の Directory Server に対する設定が許可されません。
この問題は、GUI バージョンの設定プログラムのみで修正済みです。コマンド行バージョンの場合は、Delegated Administrator でドメインを作成してから、Calendar Server を設定する必要があります。
Java ES 2005Q1 からのアップグレード後に、Access Manger を使用したシングルサインオンが機能しません。たとえば、Portal Server デスクトップにログインしてから Calendar Server へのアクセスを試みると、シングルサインオンによる自動認証が実行されずにログインページが表示されます。
回避方法: この問題を回避する方法はありません。
フロントエンドおよびバックエンドのインストールを含む Calendar Server 配備をアップグレードしたあと、DWP を使用して通信を行うと、フロントエンドのインストールの開始が失敗し、さまざまなエラーがログに記録されます。この問題は、キャッシュディレクトリが新規インストールにコピーされなかったことが原因です。
回避方法: cld_cache および ldap_cache ディレクトリを /var/opt/SUNWics5/csdb.old から /var/opt/SUNWics5/csdb にコピーします。次に、新規ディレクトリの所有者およびグループを icsuser および icsgroup に設定します。
データベースログファイルが csdb に蓄積される。
ストアデーモンが適切な設定ファイルパラメータを読み込んでいません。存在しない caldb.berkeley.*.enable を検索しています。次に、このデーモンは無効な循環ログのデフォルトを取得します。これは、ホットバックアップが実行されないなど、ほかの問題の原因にもなります。正しい ics.conf パラメータは caldb.berkeleydb.*.enable です。
回避方法: サービスを再起動します。csstored は、累積されたログファイルを削除することでこの問題に対処します。
エクスポートまたはインポートを使用して、異なる calid のカレンダ間でデータを移動することはできません。インポートされるデータには、インポートしようとしているカレンダと同じ calid が必要です。
csrestore がユーザーの個人用カレンダを処理しない。
個人用カレンダの作成およびバックアップを実行したあとで、個人用カレンダを手動で削除します。次に、restore コマンドを使って個人用カレンダを復元します。ログファイルから、カレンダの復元に成功したことを確認できます。ただし、UWC や Calendar Express インタフェースへのログ記録中に、個人用カレンダの表示や管理を実行することはできません。この問題は、csrestore がユーザーの LDAP エントリ、登録済みカレンダ、または独自のカレンダを処理しないことが原因です。
回避方法: csrestore を使用して削除および復元された複数値の属性 icsSubscribed を、ユーザーごとに手動で編集または削除します。
ログインの失敗および過度のセッションタイムアウトメッセージの原因となっているセッションデータベースの破損。
回避方法:
サービスを停止します。
セッションデータベースを削除します。
サービスを起動します。
Calendar Server パッケージには、JMQ クライアントはバンドルされていません。インストールされている Messaging Server から JMQ クライアントを使用します。JMQ が有効になっている場合、JMQ クライアントのインストールに失敗すると、admind
プロセスが異常終了します。
回避方法: Messaging Server バンドルから、JMQ クライアントをコピーしてください。
2007 年 3 月 11 日から 2007 年 4 月 1 日まで、カレンダの予定が 1 時間ずれる
これは、夏時間期間の延長のため、夏時間への切り替え日および標準時間への切り替え日が変更されたために発生します。以前よりも、春 (3 月) の切り替え日が早まり、秋 (11 月) の切り替え日が遅くなりました。Calendar Server 6.3 に付属している時間帯ファイルは、これらの変更を反映するように更新されています。
Calendar Server の時間帯ファイルではなく、JVM の時間帯情報を使用する Communications Express の場合、使用している JVM を更新して、新しい時間帯の変更を取得する必要があります。時間帯データの更新、およびセキュリティーの修正などのそのほかの製品改良を提供する手段として、最新の Sun Java SE JDK/JRE 更新リリースの使用をお勧めします。次のマニュアルで説明されている手順に従って、JVM 更新プログラムを使用してください。
http://java.sun.com/javase/tzupdater_README.html
時間帯情報を更新すると、時間帯の更新前にスケジュールされていた予定は、以前の切り替え日と新しい切り替え日の間、1 時間ずれて表示されます。
要求に応じて、テクニカルサポートから修正用ファイルが入手できます。
単純に、以前の切り替え日と新しい切り替え日の間にスケージュールされている予定の時間を更新するよう、ユーザーに依頼する方法もあります。または、独自のスクリプトを実行して、更新が必要な予定についてデータベースを処理します。
LDAP ツールの場所が変更された
以前の (ベータ) バージョンの Java Enterprise System をインストールしている場合、リリース (RR) バージョンの Java Enterprise System 5 をインストールする前に、SUNWldapcsdk-tools を削除する必要があります。これは、リリースバージョンでは SUNWldapcsdk-tools パッケージの場所が変更されているためです。このパッケージを削除せず、リリースバージョンをインストールして Calendar Server または Messaging Server を起動しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Could not find .../bin/ldapsearch utility Please install the ldapcsdk-tools package |
このエラーメッセージは、LDAP ツールの場所が変更されているために表示されます。
回避方法: リリースバージョンの Java Enterprise System 5 をインストールする前に、SUNWldapcsdk-tools パッケージを削除してください。SUNWldapcsdk-tools のバージョンを確認するには、コマンド pkgparam -v SUNWldapcsdk-tools VERSION を実行します。
6.00,REV=2006.12.11.00.08 以降のバージョンである必要があります。そうでない場合、LDAP 検索ユーティリティーが見つからないというエラーメッセージが表示されます。
pkgrm SUNWldapcsdk-tools コマンドを使用して、SUNWldapcsdk-tools パッケージを削除してください。
Java Enterprise System 5 インストーラをすでに実行している場合、SUNWldapcsdk-tools パッケージを手動で削除し、次のコマンドを使用してインストールすることができます。
cd <jes5_distro>/Solaris_sparc/Product/shared_components/Packages pkgadd -d . SUNWldapcsdk-tools |
Linux プラットフォームで csmfagent サーバーを起動できない。
カレンダのバイナリは、Linux バージョンでの監視フレームワークの共有ライブラリを検索できません。Monitoring Framework ファイルの正確なパスは /opt/sun/mfwk/share/lib ですが、Calendar Server は、/opt/sun/calendar/lib にあると予期しています。
回避方法: 次の例のように、Calendar Server ライブラリの適切なライブラリにシンボリックリンクを追加します。
# cd /opt/sun/calendar/lib # ln -s /opt/sun/mfwk/share/lib/*.so .
これを実行するもう 1 つの手段として、次のように監視フレームワークライブラリからカレンダサービスを起動する方法があります。/opt/sun/mfwk/share/lib
Linux プラットフォームで、Calendar Server 6.3 へのアップグレード後にログインできない。
この問題は、Calendar Server 6.3 Upgrade 1、パッチ番号 121658-17 で修正されます。この問題の詳細については、このリリースノートの次の節 「Calendar Server の既知の問題」を参照してください。
設定プログラムを使用してバックエンドサーバーを設定すると、プログラムの問題により、完全修飾ホスト名の代わりに IP アドレスが次のパラメータに誤って設定されてしまいます。
caldb.dwp.server.hostname.ip
ics.conf ファイルを編集してパラメータ値を修正する必要があります。修正しないと、システムがバックエンドサーバーを検出できません。正しい値は、バックエンドサーバーの完全修飾ホスト名です。
高可用性パッケージ SUNWcsics には、正常に機能するためのいくつかの更新が必要です。Java Enterprise System ソフトウェアバンドルで使用されるパッケージが正しいパッケージです。この問題を修正するパッチが提供されるまでの間、次の回避方法に従う必要があります。
Calendar Server の配布に含まれる SUNWcsics パッケージを手動で削除します。
pkgadd を使用して、Java Enterprise System ソフトウェアの配布に含まれる SUNWcsics パッケージを追加します。
Sun Java System Calendar Server 6.3 には、次のファイル群が含まれます。Sun は、お客様に対して、これらのファイルをバイナリ形式で複製および配布するための非独占的で譲渡不能な、制限された使用権を許諾します。
また、一覧のヘッダファイルおよびクラスライブラリは、複製および配布されたバイナリファイルと Sun のソフトウェア API とのインターフェイスを可能にすることのみを目的として、コピーおよび使用できますが、修正はできません。
コーディング例は、前述のバイナリファイルの作成に従って参照することのみを目的として提供されています。
Calendar Server 用の再配布可能なファイルはすべてプラグイン API 用で、CSAPI と呼ばれます。API については、次の場所にある『 Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 Developer’s Guide』に説明があります。
http://docs.sun.com/coll/1702.1
以下のファイルでは、cal-svr-base は Calendar Server がインストールされたディレクトリです。Solaris のデフォルトは /opt/SUNWics5/cal、Linux のデフォルトは /opt/sun/calendar です。
再配布可能なファイルは、cal-svr-base/csapi の次のサブディレクトリにあります。
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/authsdk/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
cgiauth.c |
expapi.h |
login.html |
nsapiauth.c |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/bin/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
libcsapi_xpcom10.so |
libicsexp10.so |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/classes/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
ens.jar |
jms.jar |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/include/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
IIDS.h |
nsCom.h |
nsMacRepository.h |
csIAccessControl.h |
nsDebug.h |
nsProxyEvent.h |
csIAuthentication.h |
nsError.h |
nsRepository.h |
csICalendarDatabase.h |
nsHashtable.h |
nsString.h |
csICalendarLookup.h |
nsIAtom.h |
nsTraceRefcnt.h |
csICalendarServer.h |
nsICaseConversion.h |
nsVector.h |
csIDBTranslator.h |
nsICollection.h |
nsUnicharUtilCIID.h |
csIDataTranslator.h |
nsID.h |
nsXPComCIID.h |
csIMalloc.hplugins |
nsIEnumerator.h |
nsXPComFactory.h |
csIPlugin.h |
nsIEventQueueService.h |
nscore.h |
csIQualifiedCalidLookup.h |
nsIFactory.h |
pasdisp.h |
csIUserAttributes.h |
nsIPtr.h |
publisher.h |
mozIClassRegistry.h |
nsIServiceManager.h |
subscriber.h |
mozIRegistry.h |
nsIServiceProvider.h |
xcDll.h |
nsAgg.h |
nsISizeOfHandler.h |
xcDllStore.h |
nsCOMPtr.h |
nsISupports.h |
|
nsCRT.h |
nsISupportsArray.h |
|
このディレクトリ (cal-svr-base/csapi/plugins/) では、次のサブディレクトリに再配布可能なファイルがあります。
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/plugins/accesscontrol/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
csAccessControl.cpp |
csAccessControl.h |
csAccessControlFactory.cpp |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/plugins/authentication/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
csAuthentication.cpp |
csAuthentication.h |
csAuthenticationFactory.cpp |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/plugins/datatranslator/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
csDataTranslator.cpp |
csDataTranslator.h |
csDataTranslatorFactory.cpp |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/plugins/userattributes/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
csUserAttributes.cpp |
csUserAttributes.h |
csUserAttributesFactory.cpp |
このディレクトリ (cal-svr-base/csapi/samples/) では、次のサブディレクトリに再配布可能なファイルがあります。
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/samples/authentication/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
authlogon.c |
authlogon.h |
authtest.c |
csAuthenticationLocal.cpp |
csAuthenticationLocal.h |
csAuthenticationLocalFactory.cpp |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/samples/datatranslator/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
csDataTranslatorCSV.cpp |
csDataTranslatorCSV.h |
csDataTranslatorCSVFactory.cpp |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/samples/ens/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
apub.c |
asub.c |
rpub.c |
rsub.c |
次にこのサブディレクトリ (cal-svr-base/csapi/samples/userattributes/) に含まれる再配布可能なファイルを示します。
csUserAttributesDB.cpp |
csUserAttributesDB.h |
csUserAttributesDBFactory.cpp |