Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

A.5.5 mtaGroupAssociationTable

これは 3 次元のテーブルで、各エントリは assocTable へのインデックスを表しています。applTable 内の各 MTA に対し、それぞれ 2 次元のサブテーブルがあります。applTable 内の各 MTA に対し、それぞれ 2 次元のサブテーブルがあります。この 2 次元のサブテーブルには、対応する MTA の各チャネルに対して 1 つの行があります。また、各チャネルに対し、そのチャネルが現在使用しているアクティブなネットワーク接続ごとにエントリが 1 つずつあります。エントリの値は assocTable へのインデックスです。エントリの値と、参照されている MTA の applIndex インデックスによってインデックスが付けられています。この assocTable 内のエントリは、そのチャネルが保持しているネットワーク接続です。

簡単に言うと、mtaGroupAssociationTable テーブルは assocTable に示されているネットワーク接続を、mtaGroupTable の対応するチャネルに関連付けているものです。

次に、mtaGroupAssociationTable (mib-2.28.3.1) のデータ例を示します。


mtaGroupAssociationTable:

    mtaGroupAssociationIndex.1.3.1 = 1 1
    mtaGroupAssociationIndex.1.3.2 = 2
    mtaGroupAssociationIndex.1.3.3 = 3
    mtaGroupAssociationIndex.1.3.4 = 4
    mtaGroupAssociationIndex.1.3.5 = 5
    mtaGroupAssociationIndex.1.3.6 = 6
    mtaGroupAssociationIndex.1.3.7 = 7

         

注:

.x.y.z という形式のサフィックスでは、x はアプリケーションインデックス (applIndex) であり、applTable 内のどのアプリケーションがレポートされているかを示します。この場合は MTA です。ymtaGroupTable 内のどのチャネルがレポートされているかを示します。上の例で、3 は tcp_local チャネルを表しています。z には、チャネルへ向かって開かれたか、チャネルから開かれたアソシエーションが列挙されます。

  1. この値は assocTable へのインデックスです。特に、x とこの値は、それぞれ applIndex の値と、assocTable への assocIndex インデックスになります。言い換えると、applIndex を無視した場合、assocTable の最初の行は tcp_local チャネルによって制御されているネットワーク接続を表していることになります。