JMQ 通知プラグインは、Message Queue サービスの一部にすぎません。メッセージングサービスにも、メッセージを取得するクライアントや、Message Queue インフラストラクチャー (ブローカ、管理コンポーネント、その他) が含まれています。
次の手順は、Messaging Server をサポートする Message Queue サービスを作成するために実行する必要のあるタスクの概要を示しています。
通知メッセージサービスを設計します。
Messaging Server のインストールに必要な通知メッセージを定義します。メッセージサービス開発ライフサイクルの計画および設計フェーズは、この章の範囲外です。ただし、JMQ 通知プラグインを設定する前に、設計に関する次の質問に答えるようにしてください。
どのメッセージイベントで通知を生成する必要がありますか。使用可能な通知メッセージのリストについては、「22.3.1 通知メッセージ」を参照してください。
キューまたはトピック、あるいはその両方にメッセージを生成しますか。
Message Queue サービスだけでなく、独自のイベント通知サービスを使用しますか。
これらの質問に対する答えは、1 つの通知プラグインまたは複数のプラグインのどちらを設定するかを決定したり、各プラグインの設定方法を決定したりする場合に役立ちます。
Message Queue 製品をインストール、設定、および配備します。
Message Queue のインストールの詳細は、『Sun Java System Message Queue Installation Guide』を参照してください。
Message Queue の設定と配備の詳細は、『Sun Java System Message Queue 管理ガイド』を参照してください。
JMQ 通知メッセージを取得する 1 つ以上の Message Queue クライアントを記述します。
これらのクライアントは、Message Queue クライアント API の要件に準拠している必要があります。C で記述されたクライアントソースコードの簡単な例が次のパスに含まれています。
/opt/SUNWmsgsr/examples/jmqsdk/ |
ソースファイル名は jmqclient.c です。
このクライアントソースコードは、libjmqnotify ライブラリ内のパラメータで定義された JMQ 通知メッセージからメッセージを受信します。次に、そのメッセージ出力を stdout に送信します。
Message Queue クライアントを C または Java で記述する方法については、『Sun Java System Message Queue Developer's Guide for C Clients』または『Sun Java System Message Queue Developer's Guide for Java Clients』を参照してください。
通知メッセージを生成する JMQ 通知プラグインを設定し、有効にします。
この章の残りの部分では、通知プラグインを設定する方法について説明します。
実行時 Message Queue クライアントを設定し、起動します。
実行時 Message Queue クライアントの配備の詳細は、『Sun Java System Message Queue 管理ガイド』を参照してください。