22.3.2 通知メッセージのための規則とガイドライン

サポートされている通知メッセージには、次の規則とガイドラインが適用されます。

• ほとんどの通知メッセージのテキストは 1 つの空白文字です。これは、空のメッセージ本文が Message Queue で許可されないために使用されます。例外は以下のとおりです。

  • NewMsg、UpdateMsg、および DeleteMsg メッセージは、maxHeaderSize パラメータで設定された場合、メッセージヘッダーを含むことができます。maxHeaderSize を 0 より大きい値に設定してください。

    DeleteMsg メッセージにメッセージヘッダーを含めるには、ExpungeHeaders パラメータを 1 の値に設定することも必要です。

  • NewMsg および UpdateMsg メッセージは、maxBodySize パラメータで設定された場合、メッセージ本文を含むことができます。maxBodySize を 0 より大きい値に設定してください。

    デフォルトでは、NewMsg と UpdateMsg でメッセージ本文は配信されません (この機能はオフ)。これにより、Message Queue の過負荷が回避されます。その他のメッセージにはメッセージ本文は含まれません。

• 通知メッセージは、INBOX のみか、または INBOX とその他のすべてのフォルダへの変更に対して生成できます。次の設定パラメータにより、INBOX のみ (値 = 0)、または INBOX とその他のすべてのフォルダの両方 (値 = 1) を指定できます。

  local.store.notifyplugin.jmqnotify.noneInbox.enable

  デフォルト設定では、INBOX からのみメッセージが生成されます (値 = 0)。

  フォルダを選択するためのメカニズムはありません。この変数を有効 (値 = 1) にすると、すべてのフォルダが含まれます。

• NewMsg 通知は、メッセージがユーザーメールボックスに格納されたあとでのみ発行されます (「サーバーに受け付けられ、メッセージキューに入れられたあと」ではありません)。

• メッセージは、POP3 クライアントアクセスに対しては生成されません。

• すべてのメッセージは、XNOTNOTIFY を発行することによって抑制できます。たとえば、ハウスキーピングのみに使用される IMAP スクリプト (ユーザーは通知の対象になっていない) が、すべてのメッセージを抑制するためにこのコマンドを発行する可能性があります。