Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

14.6.2 ClamAV の要件と使用法の考慮

ClamAV は、それ自体が置かれている個々のシステム上、単一のシステム配備の Messaging Server と同じシステム上、または 2 層配備の MTA と同じシステム上で実行できます。MTA とメッセージストア間で Local Mail Transfer Protocol (LMTP) が使われている場合、フィルタ処理は MTA から呼び出す必要があります。メッセージストアから呼び出すことはできません。SMTP が MTA とメッセージストア間で使用される場合は、どちらからも呼び出すことができます。

ClamAV が稼働しているサーバーのファームを使用する場合は、その前でロードバランサを使用してください。MTA は、ClamAV サーバー用に 1 つのアドレスのみを持つよう設定されます。

その他の考慮事項は次のとおりです。