次の表は、ある日、システム障害によりメッセージングサービスが利用できなくなる可能性を示しています。この計算では、平均して、各サーバーはシステムのクラッシュやサーバーのハングアップが原因で 3 か月に 1 日ダウンし、各ストレージデバイスは 12 か月に 1 日ダウンすると仮定しています。また、両方のノードが同時にダウンするという小さい可能性は無視しています。
表 3–3 HA ダウンの可能性| モデル | サーバーダウンタイムの可能性 | 
| 単体のサーバー (高可用性なし) | 可能性 (ダウン) = (システムダウン 4 日 + ストレージダウン 1 日)/365 = 1.37% | 
| 非対称 | 可能性 (ダウン) = (システムダウン 0 日 + ストレージダウン 1 日)/365 = 0.27% | 
| 対称 | 可能性 (ダウン) = (システムダウン 0 日 + ストレージダウン 0 日)/365 = (ほぼ 0) | 
| N + 1 非対称 | 可能性 (ダウン) = (システムダウン 5 日 + ストレージダウン 1 日)/(365 × N) = 0.27%/N |