グループカレンダは、カレンダ対応のすべての LDAP グループに対して作成できます。このカレンダは、個人のカレンダと同じようにスケジューリングできます。グループに対して送られる出席依頼はグループカレンダおよびすべての個人メンバーカレンダにスケジューリングされます。グループが予定に出席依頼されたときにグループカレンダがまだ作成されておらず、自動プロビジョニングがオンになっている場合は、システムはデフォルトのプロパティーセットと ACL によってカレンダを作成します。
次に、グループカレンダについての情報をいくつか示します。
グループカレンダには誰もログインしないため、グループカレンダには個人用のカレンダのようなユーザーインタフェース設定はありません。
個人がグループカレンダを閲覧するには、グループに登録する必要があります。
適切な ACL の設定は、グループの所有者が責任を持って行います。
グループカレンダの空き/予定あり情報を取得すると、個人メンバーのカレンダではなく、グループカレンダの情報しか表示されません。
グループカレンダの ACL が予定の企画者による出席依頼を許可していない場合は、システムはエラーを返します。この場合は、グループメンバーは誰も出席依頼されません。
企画者は、グループカレンダ ID またはメーリングアドレスのいずれかを使用し、グループに出席を依頼できます。
Calendar Server ユーザーについては、第 14 章「ユーザー、グループ、およびリソースの管理」を参照してください。