この節では、カレンダリソースの管理に関する概念情報を提供し、その手順について説明します。
リソースが追加されると、Delegated Administrator または csresource を使用してそのリソースを管理できます。
ここでは、次の内容について説明します。
ここでは、リソースの LDAP 情報を取得する手順について説明します。
次のいずれかのツールを使用すると、LDAP リソースエントリからリソースプロパティーを取得できます。
Delegated Administrator コンソールで、「カレンダリソース」タブをクリックします。
「検索結果」ドロップダウンボックスを使用し、次のいずれかのオプションを選択します。
「リソース ID でカレンダリソースを検索」
「カレンダリソース名でカレンダリソースを検索」
検索対象の値を入力します。
「検索」をクリックします。
commadmin resource search コマンドを使用し、リソースの LDAP 情報を取得します。
たとえば、sesta.com ドメインのリソース CF101 を検索するには、次のコマンドを使用します。
commadmin resource search -D serviceadmin -w serviceadmin -n sesta.com \s -d sesta.com -u CF101
csresource ユーティリティーを使用して、1 つまたはすべてのリソースの LDAP エントリ情報を取得できます。
sbin ディレクトリに移動します。
1 つまたはすべてのリソースをリスト表示するには、csresource list コマンドを使用します。
たとえば、すべてのリソースについてすべての情報をリスト表示するには、次のように実行します。
./csresource -v list
特定のリソース CF101 に関するすべての情報をリスト表示するには、次のように実行します。
./csresource
sbin ディレクトリに移動します。
1 つまたはすべてのリソースを有効にするには、csresource enable コマンドを使用します。
たとえば、ConfRm12 というリソースを有効にするには、次のように実行します。
./csresource -v enable ConfRm12
sbin ディレクトリに移動します。
1 つ以上のリソースを無効にするには、csresource disable コマンドを使用します。たとえば、ConfRm12 というリソースを無効にするには、次のように実行します。
./csresource -v disable ConfRm12
sbin ディレクトリに移動します。
1 つ以上のリソースを削除するには、csresource delete コマンドを使用します。たとえば、ConfRm12 というリソースを削除するには、次のように実行します。
./csresource -v delete ConfRm12
ここでは、Messaging Server および Sendmail 用の bitbucket チャネルの設定方法について説明します。bitbucket チャネルは、リソースカレンダ用に生成された電子メールを破棄する方法の 1 つです。次の例では、sesta.com サーバー上の Room100 というリソースを使用しています。bitbucket チャネルまたは同等のチャネルを設定しない場合は、リソースカレンダに送信された電子メールメッセージを定期的に削除する必要があります。
ここでは、次の手順について説明します。
imta.cnf ファイルに bitbucket チャネルが定義されていることを確認します。
メッセージの送信先を bitbucket チャネルに設定するには、csattribute ユーティリティーを使用してリソースの電子メールアドレスを作成します。
csattribute -a mail=Room100@bitbucket.sesta.com add Room100 |