Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

15.9 Calendar Server 6.3 データベースでのカレンダデータのインポートとエクスポート

カレンダデータをファイルにエクスポートしたり、ファイルからインポートしたりするには、csexport ユーティリティーと csimport ユーティリティーを使用します。サポートされているカレンダデータの形式は、iCalendar (.ics) と XML (.xml) です。

csexportcsimport は、Calendar Server がインストールされているマシンでローカルに実行する必要があります。Calendar Server は稼動中でも停止していてもかまいません。

15.9.1 カレンダデータのインポート

csexport ユーティリティーを使用して作成したファイルからカレンダデータをインポートするときは、csimport を使用します。保存されているインポートファイルの形式は、そのファイルの拡張子 (.ics または .xml ) で示されます。

たとえば、カレンダ ID (calid) が jsmithcal@sesta.com のカレンダに iCalendar 形式 (text/calendar MIME) で保存された jsmith.ics というファイルからデータをインポートするには、次のように実行します。

csimport -c jsmithcal@sesta.com calendar jsmith.ics

この jsmithcal@sesta.com カレンダに XML 形式 (text/xml MIME) で保存された jsmith.xml というファイルからデータをインポートするには、次のように実行します。

csimport -c jsmithcal@sesta.com calendar jsmith.xml

15.9.2 カレンダデータのエクスポート

カレンダデータをファイルにエクスポートするときは、csexport を使用します。ファイルの形式は、出力ファイルに指定する拡張子 (.ics または .xml ) によって決定されます。

次の例は、エクスポートユーティリティーの使用方法を示しています。