次の例は、デフォルトの予定アラームメッセージのフォーマットを示しています。
1 EVENT REMINDER
2 ~~MIME-Version: 1.0%N
3 ~~Content-Type: text/plain; charset=%s%N
4 ~~Content-Transfer-Encoding: %x%N%N
5 Summary: %s%N
6 Start: %(%a, %d %b %Y %I:%M %p)B%N
7 End: (%a, %d %b %Y %I:%M %p)E%N
8 Location: %L%N%N
9 Description: %N%d%N
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この例の各行について説明します。
行 1 は、メッセージの件名です。
行 2 は ~~ から始まります。これは、MIME 折り返し行であることを示しています。つまり、特殊文字列に置き換えられるのは、予定または作業ではなく、内部 MIME オブジェクトに関連する情報です。特殊文字列 %N は改行を表します。件名の行は特殊文字列による改行を必要としませんが、その他すべての行では必要です。
行 3 も MIME ヘッダー行です。ここには、特殊文字列 %s が含まれます。これは、メール送信の対象となる予定または作業に関連付けられた文字セットに置き換えられます。
行 4 は MIME ヘッダーの最終行です。%x は、このメッセージに必要なコンテンツ転送用のエンコード文字列です。
行 5 では予定の概要が表示されます。予定の概要は %s で呼び出されます。
行 6 には予定の開始時刻が表示されます。これは、特殊文字列 %B のサブフォーマット文字列を使用しています。詳細は、「E.4.3 Calendar Server 通知の日付のサブフォーマット文字列」を参照してください。
行 7 には予定の終了時刻が表示されます。
行 8 には予定の場所が表示されます。
行 9 には予定の説明が表示されます。
次の例は、上の例から生成される通知メッセージのサンプルを示しています。
From: jsmith@sesta.com (James Smith)
Date: Wed, 15 Nov 1999 19:13:49
To: jsmith@sesta.com
Subject: EVENT REMINDER
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=us-ascii
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Summary: smtp_rig event 1
Start: Tues, 16 Nov 1999 02:00 PM
End: Tues, 16 Nov 1999 03:00 PM
Location: Green Conference Room
Description: This is the description for a randomly generated event.
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