Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

Procedure空き/予定あり検索を設定するには

空き/予定ありビューは、いくつかの目的で使用されます。空き/予定ありビューの生成方法をカスタマイズするための ics.conf パラメータがいくつか用意されています。

  1. 設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。

  2. stop-cal を実行して Calendar Server サービスを停止します。

  3. /etc/opt/SUNWics5/cal/config ディレクトリに移動します。

  4. 古い ics.conf ファイルをコピーして名前を変更し、保存します。

  5. 次の表に示す 1 つ以上の ics.conf パラメータを編集します。

    service.wcap.freebusybegin

    get_freebusy の範囲指定の開始時刻に適用される、現在時刻からのオフセットを指定します (日単位)。デフォルトは "30" です。

    service.wcap.freebusyend

    get_freebusy の範囲指定の終了時刻に適用される、現在時刻からのオフセットを指定します (日単位)。デフォルトは "30" です。

    calstore.freebusy.include.defaultcalendar

    ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの空き/予定ありカレンダリストに含めるかどうかを指定します。デフォルトは "yes" です。

    calstore.freebusy.remove.defaultcalendar

    ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの空き/予定ありカレンダリストから削除できるかどうかを指定します。デフォルトは "no" です。

  6. ファイルを ics.conf として保存します。

  7. Calendar Server を再起動します。

    cal-svr-base /SUNWics5/cal/sbin/start-cal