Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

Procedure不正シャットダウンしたあとで回復するには

Calendar Server が正しくシャットダウンしなかった場合は、次の手順を実行します。

  1. 前の手順 (「22.4.2 stop-cal の問題の解決」) を実行します。

  2. LDAP データキャッシュデータベースのディレクトリ内のすべてのファイルを手動で削除します。

    ファイルが残っていると、データベースが破損する可能性があります。ファイルを削除するには、次のように実行します。

    1. LDAP データキャッシュのディレクトリに移動します。

      デフォルトでは、/opt/SUNWics5/csdb/ldap_cache ですが、ics.conf ファイルの local.ldap.cache.homedir.path パラメータにより指定されるディレクトリを使用してください。

    2. ディレクトリ内のすべてのファイルを削除します。

      次に例を示します。rm *.*

    3. すべてのファイルが削除されたことを確認します。

      次に例を示します。ls

  3. Calendar Server を再起動します。

    cal-svr-base/SUNWics5/cal/sbin/start-cal

    LDAP データキャッシュの設定方法については、「4.8 Calendar Server バージョン 6.3 の LDAP の設定」を参照してください。LDAP データキャッシュについては、『Sun Java Communications Suite 5 配備計画ガイド』を参照してください。