Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

5.1.4 Calendar Server 6.3 のストレージ要件の簡単なサイジング式

ここでは、メディア使用状況プロファイルに基づいていくつかの簡単な数式を使った簡単なサイジング式について説明します。これによって、必要なバックエンドサーバー数とフロントエンドサーバー数、およびストレージの容量を算出できます。

この節の内容は次のとおりです。

5.1.4.1 Calendar Server 6.3 配備でのメディア使用状況プロファイルの定義

ここでは大まかに、次のような状況を想定します。

5.1.4.2 フロントエンドCPU の数

数式は次のとおりです。

CPU 数 = 並行ユーザー数 / 4800

5.1.4.3 バックエンドCPU の数

数式は次のとおりです。

CPU 数 = 設定済みの 500,000 ユーザーにつき 4 CPU

5.1.4.4 必要なストレージの容量

数式は次のとおりです。

1 ユーザーあたりのストレージの容量 = 電子メール 100 件 / 週 × 52 週 / 年 × 5K / メール × オンラインでデータを維持する年数 x オンラインのコピー数 (5 バックアップ + 1 作業コピー) = 100*52*5K*2*(5+1) = 1 ユーザーあたり 65M バイトのストレージ。

つまり、2.6M バイト / ユーザー / 年 / オンラインコピー。


注 –

最終的な数字は、オンラインで維持するホットバックアップとアーカイブバックアップの数によって決まります。この例で使用する数は、バックアップコピー 5 つです。