Sun Java System Communications Express 6.3 管理ガイド

db_config.properties ファイルでのアドレス帳個人ストアパラメータの設定

表 3–7 は、db_config.properties ファイル内のデフォルトのアドレス帳個人ストア設定パラメータを一覧表示しています。

このファイルは以下の場所にあります。uwc-deployed-path/ WEB-INF/config/ldappstore/

表 3–7 個人アドレス帳の個人ストアパラメータ

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

defaultserver.ldaphost

 

個人アドレス帳 (PAB) ストアの LDAP ホストを指定します。 

defaultserver.ldapport

 

ストアのポートを指定します。 

defaultserver.ldapbinddn

 

個人アドレス帳ストアにバインドするために使用する DN を指定します。 

login_typerestricted または proxy に設定されている場合、この値は login_type の値に依存します。

ログインのタイプが anonymous の場合は、このパラメータの値を入力する必要はありません。

defaultserver.ldapbindcred

 

個人アドレス帳ストアにバインドするために使用する DN のパスワードを指定します。 

login_type

restricted 

LDAP ストアへの接続を保持するために使用する方法を指定します。 

このパラメータには、次の 3 つのいずれかの値を割り当てることができます。 

anon - ユーザーは匿名ユーザーとして LDAP に接続できます。

restricted - ユーザーはアドレス帳ストアに対する操作権限を持つユーザーとして接続できます。

proxy - ユーザーはアドレス帳ストアを操作できるユーザーであると見せかけることができます。この値を指定すると、各操作で LDAP バインドをバイパスするため、パフォーマンスが向上します。


注 –

ここで見せかけるユーザーには、管理レベルのアクセス制御リスト (ACL) を設定することをお勧めします。


defaultserver.ldappoolmin

個人アドレス帳ストア用に保持される LDAP クライアント接続の最小数を指定します。 

defaultserver.ldappoolmax

12 

個人アドレス帳ストア用に保持される LDAP クライアント接続の最大数を指定します。 

defaultserver.ldappooltimeout

10 

LDAP 接続がタイムアウトするまでの秒数を指定します。大規模な検索結果に対応するには、この値を大きくします。 

lookthru_limit

1000 

検索の検索クエリの上限を指定します。 

delete_perm

true 

連絡先またはグループエントリを削除用にマークするか、または完全に削除できるようにします。 

連絡先またはグループを削除用にマークするには、このパラメータを false に設定します。

連絡先およびグループを完全に削除するには、このパラメータを true に設定します。

allow_duplicate_entries

 

個人アドレス帳のエントリ/グループが、同じ名前を持つことができます。