Sun Java System Instant Messaging 7.2 管理ガイド

シングルサインオンおよびポリシー管理をサポートするための Access Manager のサブ組織への Instant Messaging および Presence サービスの追加

Messaging Server など、Communications Suite のその他のサーバー製品とともに Instant Messaging を使用している場合に、Access Manager を使ってシングルサインオン (SSO) やポリシー管理を行うには、Access Manager ベースの Instant Messaging サービスを手動で設定する必要があります。これは、Messaging Server など、一部の Communications Suite 製品の設定時に、Access Manager 内のトップレベル組織の下に 1 つ以上のドメインが作成されるからです。configure ユーティリティーはそれらのサービスをトップレベル組織に自動的に追加するだけであり、しかもそれが行われるのは、SSO またはポリシー管理用に Access Manager 配備を利用する予定かどうかを尋ねられたときに、yes を選択した場合だけです。

ProcedureAccess Manager のサブ組織に Instant Messaging および Presence サービスを手動で割り当てる

  1. Web ブラウザで、Access Manager の管理コンソールにログインします。


    http://hostname:port/amconsole
    

    たとえば、次のように入力します。


    http://amserver.company22.example.com:80/amconsole
    
  2. ナビゲーション区画 (左側のペイン) の「表示」ドロップダウンリストから「組織」を選択します。

    トップレベル組織の下にあるドメインの一覧が、左側の区画に表示されます。

  3. ナビゲーション区画のトップレベル組織の下で、サービスを追加するドメインの名前をクリックします。

    たとえば、次のようになります。


    mydomain.example.com
  4. ナビゲーション区画の「表示」ドロップダウンリストから「サービス」を選択します。

    このドメインに割り当てられているサービスの一覧が、ナビゲーション区画に表示されます。

  5. ナビゲーション区画で「追加」をクリックします。

    データ区画 (右側の区画) に、このドメインに追加できるサービスの一覧が表示されます。

  6. データ区画の「Instant Messaging 設定」の下で「Instant Messaging サービス」および「Presence サービス」チェックボックスを選択し、「了解」をクリックします。

    すると、選択したサービスがナビゲーション区画に表示され、トップレベル組織の下のドメインに割り当てられます。