Sun Java System Access Manager なしの配備で Instant Messenger を使用している場合、index.html ファイルと im.html ファイルの「静的な」部分を変更することで、完全にカスタマイズされたユーザーインタフェースを実現できます。これらの HTML ファイルには、テキストと、それらのテキストの書式や処理方法を記述したマークアップの両方が含まれています。マークアップは一連のタグを使って実装されており、それらのタグは、ヘッダ、インデント、フォントサイズ、およびフォントスタイルに対する書式を指定しています。
変更可能なページ要素のいくつかを、次に示します。
イメージ
バナー
画面上のテキスト (タイトルやフィールドラベルなど)
背景のスキーム
index.html から、Instant Messenger のアプレットと Java Web Start アプリケーションを起動できます。Instant Messenger アプレットを実行する場合は、im.html ファイルを変更してください。im.html ファイルは、index.html から呼び出され、Instant Messenger のアプレットを起動します。im.html ファイルは、configure ユーティリティーの実行時に生成されます。また、このファイルには、マルチプレクサを指し示すアプレット引数が含まれています。
im.html ファイル内の引数「<PARAM NAME="server" VALUE="servername"> 」は、Instant Messaging のマルチプレクサとそのポートを表しています。iim_mux.listenport パラメータのデフォルト値を変更した場合、値 servername を host.domain :port に変更する必要があります。