リダイレクトサーバーは、クライアントのリダイレクト先となるホストの動作ステータスを監視します。リダイレクトサーバーは、ホストのいずれかで障害が発生したと判断すると、redirect.partitions ファイル内に定義された後続のホストにパーティションを割り当て直します。さらに、リダイレクトサーバーはオンライン状態に復帰したホストを検出するので、その復帰したホストにパーティションをリダイレクトし直すことができます。リダイレクトサーバーがホストを監視する方法には、次の 2 つがあります。
定期的なポーリング: リダイレクトサーバーは、iim.conf 内の iim_server.redirect.pollfrequency パラメータに指定された間隔で、接続を確立して XMPP ストリームを開きます。
クライアントの再試行の監視: リダイレクトサーバーは、単一のクライアントが短期間に繰り返し、接続を試みていることを検出すると、そのホストが正しく動作していないと判断することがあります。
リダイレクトサーバー上で iim.conf を開きます。
このファイルを特定および変更する手順については、付録 A 「iim.conf の Instant Messaging の設定パラメータ」を参照してください。
iim_server.redirect.pollfrequency パラメータを設定します。
この値の単位は「分」です。たとえば、次のように入力します。
iim_server.redirect.pollfrequency=200 |
iim.conf を保存して閉じます。
リダイレクトサーバーを更新します。
imadmin refresh server |