設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。
/etc/opt/SUNWics5/cal/config ディレクトリに移動します。
古い ics.conf ファイルをコピーして名前を変更し、保存します。
次の表に示すパラメータを 1 つ以上編集します。
パラメータ |
説明とデフォルト値 |
---|---|
calstore.calendar.default.acl |
ユーザーがカレンダを作成したときに使用されるデフォルトのアクセス制御設定を指定します。形式は、ACE (アクセス制御エントリ) 引数をセミコロンで区切ったリスト形式の文字列です。デフォルトは次のとおりです。 "@@o^a^r^g;@@o^c^wdeic^g; @^a^fs^g;@^c^^g;@^p^r^g" ACE 形式については、「カレンダのアクセス制御」を参照してください。Calendar Server ユーティリティーについては、「cscal」を参照してください。 |
calstore.calendar.owner.acl |
カレンダ所有者のデフォルトのアクセス制御設定を指定します。デフォルトは次のとおりです。"@@o^a^rsf^g;@@o^c^wdeic^g" |
calstore.freebusy.include.defaultcalendar |
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの空き/予定ありカレンダリストに含めるかどうかを指定します。デフォルトは “yes” です。 |
calstore.freebusy.remove.defaultcalendar |
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの空き/予定ありカレンダリストから削除できるかどうかを指定します。デフォルトは “no” です。 |
service.wcap.freebusy.redirecturl |
異なるデータベースでのカレンダの検索に使用する URL を指定します。このパラメータは、カレンダデータベースの移行中にのみ使用します。カレンダが 2 つの異なるデータベースに分かれている間は、現在の Calendar Server データベース以外の URL を指定できます。システムでは、まず Calendar Server のカレンダデータベースを検索し、ユーザーが見つからない場合は、リダイレクト URL が利用できるかどうかを確認します。この機能をオフにするには、get_freebusy コマンドで 1 に設定された redirect パラメータを渡します。 |
calstore.subscribed.include. defaultcalendar |
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの登録済みカレンダリストに含めるかどうかを指定します。デフォルトは “yes” です。 |
"yes" に指定すると、ユーザーのデフォルトカレンダは公開読み取り/非公開書き込みに初期設定されます。"no" に指定すると、ユーザーのデフォルトカレンダは非公開読み取り/非公開書き込みに初期設定されます。デフォルトは “no” です。 |
|
user.allow.doublebook |
ユーザーカレンダの同じ時間帯に複数の予定をスケジューリングできるかどうかを指定します。
|
ファイルを ics.conf として保存します。
Calendar Server を再起動します。
cal_svr_base /SUNWics5/cal/sbin/start-cal
設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。
次の表に示すパラメータを 1 つ以上編集します。
ファイルを ics.conf として保存します。
Calendar Server を再起動します。
cal_svr_base/SUNWics5/cal/sbin/start-cal
ユーザーカレンダの自動プロビジョニングは、デフォルトで有効になっています。
設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。
/etc/opt/SUNWics5/cal/config ディレクトリに移動します。
古い ics.conf ファイルをコピーして名前を変更し、保存します。
次のパラメータを編集して、最初のログイン時のユーザーカレンダの自動プロビジョニングを無効にします。
パラメータ |
説明とデフォルト値 |
---|---|
local.autoprovision |
ユーザーカレンダの自動プロビジョニングを有効にするか (“yes”)、無効にするか (“no”) を指定します。デフォルトは “yes” です。 |
ファイルを ics.conf として保存します。
Calendar Server を再起動します。
cal_svr_base /SUNWics5/cal/sbin/start-cal
空き/予定ありビューは、いくつかの目的で使用されます。空き/予定ありビューの生成方法をカスタマイズするための ics.conf パラメータがいくつか用意されています。
設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。
/etc/opt/SUNWics5/cal/config ディレクトリに移動します。
古い ics.conf ファイルをコピーして名前を変更し、保存します。
次の表に示すパラメータを編集して、最初のログイン時のユーザーカレンダの自動プロビジョニングを無効にします。
パラメータ |
説明とデフォルト値 |
---|---|
get_freebusy の範囲指定の開始時刻に適用される、現在時刻からのオフセットを指定します。デフォルトは "30" です。 |
|
get_freebusy の範囲指定の終了時刻に適用される、現在時刻からのオフセットを指定します (日単位)。デフォルトは "30" です。 |
|
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの空き/予定ありカレンダリストに含めるかどうかを指定します。デフォルトは "yes" です。 |
|
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの空き/予定ありカレンダリストから削除できるかどうかを指定します。デフォルトは "no" です。 |
ファイルを ics.conf として保存します。
Calendar Server を再起動します。
cal_svr_base /SUNWics5/cal/sbin/start-cal