csplugin は、Calendar Server のインストールに設定されている CSAPI プラグインを管理します。次のコマンドがあります。
activate: 指定したプラグインをロードし、開始する。
deactivate: 指定した種類および名前のプラグインを終了し、無効にする (サポートされるプラグインの種類については、表 D–25 の -t オプションを参照)。
list: サポートされるすべてのプラグインをリスト表示する。
version: 現在インストールされているユーティリティーのバージョン番号を表示する。
Calendar Server がインストールされているローカルマシンで実行する必要があります。
Calendar Server は稼動中でも停止していてもかまいません。
インストール時に指定した Calendar Server の実行ユーザーまたはグループ (icsuser、icsgroup など)、または root としてログインする必要があります。
csplugin [-q|-v] [-r] -t ac|attr|auth|locate|lookup|xlate activate|deactivate plugin csplugin [-q|-v] list |
次の表は、csplugin ユーティリティーで使用できるコマンドを示しています。
表 D–24 csplugin ユーティリティーのコマンド
コマンド |
説明 |
---|---|
activate -t type name |
指定した種類と名前のプラグインをロードし、有効にします (サポートされるプラグインの種類については、表 D–25 の -t オプションを参照)。 |
deactivate -t type name |
指定した種類と名前のプラグインを終了し、無効 にします (サポートされるプラグインの種類については、表 D–25 の -t オプションを参照)。 |
list |
サポートされるすべてのプラグインの種類、名前、有効状態を表示します (サポートされるプラグインの種類については、表 D–25 の -t オプションを参照)。 |
version |
ユーティリティーのバージョンを表示します。 |
次の表は、csplugin ユーティリティーのコマンドオプションを示しています。
表 D–25 csplugin ユーティリティーのコマンドオプション
このサーバーインスタンスで使用できるように設定されている、サポートされるすべてのプラグインの詳細 (種類、名前、有効状態) をリスト表示します。
csplugin -v list
種類が lookup で、ファイル名が mylookup のプラグインをロードし、有効にします。
csplugin activate -t lookup mylookup
種類が lookup で、ファイル名が mylookup のプラグインを無効にし、plugin ディレクトリから削除します。
csplugin deactivate -t lookup mylookup -r