Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 管理ガイド

csschedule

csschedule ユーティリティーは、GSE (グループスケジューリングエンジン) キューに格納されているスケジュールエントリを管理します。次のコマンドがあります。

要件

構文


csschedule [-q|-v] 
           [-c count] 
           [-e endtime] 
           [-s starttime]
           [-t scheduletime
             -o offset] 
           [-u uid] 
           list [calid]

csschedule [-q|-v] 
           [-t scheduletime 
             -o offset 
             -u uid 
             -n sequencenumber 
             -r rid] 
           list [calid]

csschedule [-q|-v]  
           [-t scheduletime 
             -o offset 
             -u uid 
             -n sequencenumber 
             -r rid] 
           delete [calid]

csschedule [-q|-v] 
           [-s starttime] 
           [-e endtime] 
           delete [calid]

         

次の表は、csschedule ユーティリティーで使用できるコマンドを示しています。

表 D–32 csschedule ユーティリティーのコマンド

コマンド 

説明 

list

指定したカレンダ ID によって特定される、GSE キュー内のエントリを表示します。 

delete

指定したカレンダ ID によって特定される、GSE キュー内のエントリを削除します。 

version

ユーティリティーのバージョンを表示します。 

次の表は、csschedule ユーティリティーのコマンドオプションを示しています。

表 D–33 csschedule ユーティリティーのコマンドオプション

オプション 

説明 

-v

冗長モードで実行します。実行コマンドに関するすべての情報が表示されます。デフォルトはオフです。 

-q

非出力モードで実行します。 

  • エラーが検出された場合にだけ情報を表示し、正常に処理が完了した場合は情報を表示しません。

  • 危険なコマンドの実行確認は行われません。

    デフォルトはオフです。

-c count

表示する GSE キューのエントリ数。たとえば、キューに含まれる 10 のエントリを調べる場合は 10 を指定します。 

-e endtime

GSE キューのエントリを時間範囲で指定する場合の終了時刻。 0 を指定した場合は、開始時刻以後のすべてのエントリが対象となります。デフォルトは 0 です。 

-n sequencenumber

キューに含まれる予定または作業のシーケンス番号。 

-o offset

予定時刻のオフセット値。同時刻に複数のエントリがスケジューリングされている場合、このオフセット値が GSE 内のエントリを一意に識別します。 

-r rid

予定または仕事の定期予定 ID (RID)。RID は、定期的な予定または仕事の個々の予定を識別する、セミコロンで区切られたリスト形式の文字列です。

-s starttime

GSE キューのエントリを時間範囲で指定する場合の開始時刻。 0 を指定した場合は、終了時刻以前のすべてのエントリが対象となります。デフォルトは 0 です。 

-t scheduletime

予定時刻。例: 20001231T103045Z

-u uid

GSE キューのエントリの一意の ID (UID)。