Delegated Administrator では、カレンダの作成または管理は行えません。付録 D 「Calendar Server のコマンド行ユーティリティーのリファレンス」 で説明している Calendar Server ユーティリティーを使用してください。
カレンダを作成する前に、次の情報を確認しておく必要があります。
カレンダには、ユーザーカレンダとリソースカレンダの 2 つのタイプがあります。
ユーザーカレンダは、作業や活動のスケジュールリングを目的としています。リソースカレンダは、会議室やビデオ機器などの施設設備を使用するためのスケジューリングを目的としています。
両方のタイプのカレンダが、一意のカレンダ識別子 (calid) によって識別されます。
cscal を使用してユーザーカレンダを作成します。または、ログイン時に自動プロビジョニングを有効にします。「ユーザーカレンダの自動作成」を参照してください。
csresource を使用してリソースカレンダを作成します。リソースカレンダの自動プロビジョニング機能はありません。
cscal または csresource を実行するには、Calendar Server が稼動しているシステムの管理権限を持つユーザーとしてログインする必要があります。これらのコマンドは、必ず /opt/SUNWics5/cal/sbin ディレクトリから実行してください。つまり、sbin ディレクトリに移動する必要があります。パスを指定して別のディレクトリから実行することはできません。