次の表は、カレンダストア設定用のパラメータ、各パラメータのデフォルト値、説明を示しています。
表 E–2 ics.conf ファイルのカレンダストア設定用パラメータ
パラメータ |
デフォルト値 |
説明 |
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"anonymous" |
匿名ログインに使用されるカレンダ ID (calid)。 |
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"yes" |
カレンダの作成時に、ユーザーカレンダの同一時間帯に複数の予定をスケジューリングできるように設定するかどうかを指定します。
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"@@o^a^r^g; @@o^c^wdeic^g; @^a^fs^g; @^c^^g; @^p^r^g" |
ユーザーがカレンダを作成したときに使用されるデフォルトのアクセス制御設定を指定します。形式は、ACE (アクセス制御エントリ) 引数をセミコロンで区切ったリスト形式の文字列です。 ACE の形式については、「カレンダのアクセス制御」を参照してください。 コマンド行ユーティリティーを使用して 1 つ以上の ACE (アクセス制御エントリ) を指定する方法については、「cscal」を参照してください。 |
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"@@o^a^rsf^g; @@o^c^wdeic^g" |
カレンダ所有者のデフォルトのアクセス制御設定を指定します。 |
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calstore.calendar.create. lowercase |
"no" |
カレンダの新規作成時、または LDAP CLD プラグインを使用してカレンダを検索する場合に、Calendar Server がカレンダ ID (calid) を小文字に変換するかどうかを指定します。 |
"America/ New_York" |
次の状況で使用するタイムゾーン ID。
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"yes" |
Calendar Server が、非公開の、および時刻と日付のみが公開される (極秘の) 予定と作業をフィルタリング (認識) できるかどうかを指定します。"no" に設定すると、Calendar Server はそれらを公開の予定および作業と同様に扱います。 |
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defaultcalendar |
"yes" |
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの空き/予定ありカレンダリストに含めるかどうかを指定します。 |
defaultcalendar |
"no" |
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの空き/予定ありカレンダリストから削除できるかどうかを指定します。 |
"0" |
予定を拡張するときに、LDAP グループで許可される最大出席者数。"0" の値はグループ全体を拡張することを意味します。 |
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"60" |
定期拡張で作成できる予定の最大数。 |
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defaultcalendar |
"yes" |
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの登録済みカレンダリストに含めるかどうかを指定します。 |
defaultcalendar |
"no" |
ユーザーのデフォルトカレンダを、そのユーザーの登録済みカレンダリストから削除できるようにするかどうかを指定します。 |
"200" |
ユーザー検索の LDAP ルックアップで返される結果の最大数。値 "0" は制限のないことを意味します。 |
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fmt1.type |
"uid" |
予定の出席者についてディレクトリルックアップを行うときに、jdoe や jdoe:tv などの文字列を Calendar Server がどのように扱うかを指定します。設定できる値は、次のとおりです。uid、cn、gid、 res、mailto、cap。 |
fmt2.type |
"mailto" |
Calendar Server が予定の出席者についてディレクトリルックアップを行うときに、jdoe@sesta.com などのアットマーク (@) を含む文字列をどのように扱うかを指定します。設定できる値は、次のとおりです。uid、cn、gid、res、mailto、cap。 |
fmt3.type |
"cn" |
予定の出席者についてディレクトリルックアップを行うときに、john doe などの空白文字を含む文字列を Calendar Server がどのように扱うかを指定します。設定できる値は、次のとおりです。uid、cn、gid、res、cap。 |
"." |
カレンダ情報が格納される一次ディスクパーティションの場所。 |