Sun Java System Identity Server 2004Q2 管理ガイド |
第 32 章
グローバル化設定のサービス属性グローバル化設定のサービス属性はグローバル属性です。この属性に適用される値は Identity Server 設定全体に適用され、設定済みのすべての組織に継承されます。グローバル属性の目的は Identity Server アプリケーションのカスタマイズなので、ロールまたは組織に直接適用することはできません。グローバル化設定の属性は次のとおりです。
各ロケールでサポートされる文字セット
この属性では、各ロケールでサポートされる文字セットをリストします。このリストでは、ロケールと文字セットとのマッピングを示します。形式は次のとおりです。
locale=ロケール名|charset=charset1;charset2;charset3;...;charsetn
属性の下にあるボタンを使用すると、文字セットを追加、編集、複製、および削除できます。
文字セットのエイリアス
この属性では、応答を送信するために使用するコードセット名をリストします。コードセット名は IANA 名にマップしています。Java コードセット名に一致する必要はありません。現在は、Java 文字セットと IANA 文字セットとの間のマップにはハッシュテーブルが使われます。エイリアスの形式は次のとおりです。
mimeName=文字セット|javaName=文字セット
次に例を示します。
mimeName=Shift_JIS|javaName=SJIS
これはどちらも同じ文字セットを示しています。
属性の下にあるボタンを使用すると、文字セットのエイリアスを追加、編集、複製、および削除できます。
自動生成される共通名の形式
この表示オプションではさまざまなロケールおよび文字セットに名前の形式を適応するように、名前を自動生成する方法を定義します。デフォルトの構文は次のとおりです。定義中のカンマやスペースは名前の形式で表示されることに注意してください。
たとえば中国語の文字セットで、uid (11111) のユーザー (User One) に対して新しい名前の形式で表示するには、次の表現を使用します。
これにより、次のように表示されます。