Sun Java™ System Identity Manager 7.0 リソースリファレンス |
INISafe NexessINISafe Nexess リソースアダプタは、com.waveset.adapter.INISafeNexessResourceAdapter クラスで定義されます。
このアダプタは Nexess 1.1.5 をサポートします。
リソースを設定する際の注意事項
なし
Identity Manager 上で設定する際の注意事項
INISafe Nexess リソースアダプタは、カスタムアダプタです。インストールプロセスを完了するには、次の手順を実行してください。
- 「管理するリソースの設定」ページの「カスタムリソース」セクションに次の値を追加します。
com.waveset.adapter.INISafeNexessResourceAdapter
- 次の JAR ファイルを %WSHOME%¥WEB-INF¥lib ディレクトリにコピーします。
使用上の注意
このアダプタは、ユーザーの作成、更新、削除のみをサポートしています。調整やリソースからのデータのロードは実行できません。
セキュリティーに関する注意事項
ここでは、サポートされる接続と特権の要件について説明します。
サポートされる接続
INISafe Nexess との通信は、com.initech.eam.api クラスを使用して実行されます。
必要な管理特権
管理者に Nexess Daemon とログインサーバーへのアクセス権を与えてください。
プロビジョニングに関する注意事項
次の表に、このアダプタのプロビジョニング機能の概要を示します。
機能
サポート状況
アカウントの有効化/無効化
使用可
アカウントの名前変更
使用不可
パススルー認証
使用不可
前アクションと後アクション
使用不可
データ読み込みメソッド
該当なし。
このアダプタでは、ユーザーを個別に作成、削除、更新することのみができます。
アカウント属性
次の表に、INISafe Nexess ユーザーアカウント属性の一覧を示します。
その他のアカウント属性を追加する場合は、リソースのユーザー属性名を次のいずれかの形式にしてください。
たとえば、sn という名前のフィールドは、Field.sn というリソースユーザー属性名を持ちます。
リソースにアカウントがある場合は、Account.accounts という名前のリソースユーザー属性を追加する必要があることもあります。アカウント名は、次の 3 つのフィールドによるコンマ区切り値 (CSV) 文字列として並べられます。
ServiceName, accountId, password
ユーザーフォームによってこれらの文字列を構築および分解する必要があります。
リソースオブジェクトの管理
なし
アイデンティティーテンプレート
$accountId$
サンプルフォーム
なし
トラブルシューティング
Identity Manager のデバッグページを使用して、次のクラスにトレースオプションを設定します。
com.waveset.adapter.INISafeNexessResourceAdapter