BatchFTP 環境プロパティーの「FTP」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。
表 37 「Environment」 - 「BatchFTP」 - 「FTP」|
名前 |
説明 |
必要な値 |
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「SSH トンネリング」設定の「SSH トンネリングが有効」パラメータが「はい」に設定されている場合は、「FTP」設定の「ホスト名」パラメータと「サーバーポート」パラメータは無視されます。この場合、FTP のホスト名は SSH オプションで次のモデルに従って決定されます。 ssh -L ListenPort:FtpServerHost:FtpServerPort SSHServer 前述の例では、この FTP 機能は既存の SSH トンネルを使用して FTP サーバー FtpServerHost:FtpServerPort と通信します。詳細は、「SSH トンネリング」(BatchFTP のコネクティビティーマップ) を参照してください。 SOCKS 設定パラメータの「SOCKS が有効」パラメータが「はい」に設定されている場合は、「FTP」設定の「ホスト名」で「ローカルホスト」や「127.0.0.1」などの一部の名前が正しく解決されないことがあります。実際の IP やマシン名を使用してホストを表現してください。詳細は、「SOCKS」(BatchFTP のコネクティビティーマップ) を参照してください。 |
ホスト名。 |
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FTP サーバーへの接続時にサーバー上で使用されるポート番号を指定します。 「SSH トンネリング」設定の「SSH トンネリングが有効」パラメータが「はい」に設定されている場合は、「FTP」設定の「ホスト名」パラメータと「サーバーポート」パラメータは無視されます。この場合、FTP サーバーのポート番号は SSH オプションで次のモデルに従って決定されます。 ssh -L ListenPort:FtpServerHost:FtpServerPort SSHServer 前述の例では、この FTP 機能は既存の SSH トンネルを使用して FTP サーバー FtpServerHost:FtpServerPort と通信します。詳細は、「SSH トンネリング」(BatchFTP のコネクティビティーマップ) を参照してください。 |
サーバーのポート番号。 |
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外部システムへのアクセスを提供するユーザー名 |
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外部システムへのログオン時にパスワードが必要な場合に、ユーザー名に対応するパスワードを入力します。 対応する Java アクセサメソッドは、getPassword()、setPassword()、および setEncryptedPassword() です。 |
パスワード。 |
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ユーザー定義の発見的設定ファイル |
ユーザー定義の FTP 発見的設定ファイルの名前と場所を指定します。ファイル内容の形式は、FTPHeuristics.cfg ファイルと同じにする必要があります。詳細は、「独自の発見的設定ファイルを作成する」を参照してください。 このプロパティーは、「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」との組み合わせによって機能します。 注 – BatchFTP OTD は、選択した「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」または「ユーザー定義の発見的設定ファイル」のパスが正しく定義されていない場合に、例外を生成します。「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」を指定した場合は、「ユーザー定義の発見的設定ファイル」プロパティーの対応する値も指定する必要があります。 |
ローカルホスト上のユーザー定義の FTP 発見的設定ファイルの場所と名前。 |