通信アダプタ用 Java CAPS 環境コンポーネントの構成

ファイルアダプタ環境プロパティーの設定

エンバイロメントエクスプローラからアクセスするファイルアダプタの設定パラメータは、次のセクションで構成されています。

「インバウンドファイルアダプタ」 - 「パラメータ設定」

ファイルアダプタ環境プロパティーの「インバウンドファイルアダプタ」 - 「パラメータ設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 22 ファイルアダプタ環境プロパティー - 「インバウンドファイルアダプタ」 - 「パラメータ設定」

名前 

説明 

必要な値 

ディレクトリ

アダプタが入力ファイルをポーリングするフォルダまたはディレクトリを指定します。 

フォルダまたはディレクトリの名前。絶対パスを使用する必要があります。スラッシュ (/) マークを使用してパスを指定します。 

設定済みのデフォルトは C:/temp です。

「インバウンドファイルアダプタ」 - 「MDB 設定」

ファイルアダプタ環境プロパティーの「インバウンドファイルアダプタ」 - 「MDB 設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 23 ファイルアダプタ環境プロパティー - 「インバウンドファイルアダプタ」 - 「MDB 設定」

名前 

説明 

必要な値 

最大プールサイズ

メッセージ処理のある時点でインスタンス化されるメッセージ駆動型 Bean の最大数を指定します。 

ポーリング間隔と MDB プールのサイズ (最大プールサイズ) は、想定される着信メッセージの数と頻度に基づいて「調整」できます。大量の新しいメッセージのためにポーリング間隔を短くすると、新しいスレッドの作成がトリガーされます。しかし、処理できるスレッドの数は 

MDB プールのサイズによって制限されます。 

MDB プールのサイズが最大限度に達すると、着信スレッドがブロックされます。MDB プールのサイズを増やすと、より多くのリソースアダプタスレッドが 

コラボレーションにデータを送信できるようになります。ほとんどの場合、MDB プールのサイズはデフォルトの 1000 で十分です。 

MDB プールの最大サイズを示す整数。 

デフォルト値は 1000 です。

「アウトバウンドファイルアダプタ」 - 「パラメータ設定」

ファイルアダプタ環境プロパティーの「アウトバウンドファイルアダプタ」 - 「パラメータ設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 24 ファイルアダプタ環境プロパティー - 「アウトバウンドファイルアダプタ」 - 「パラメータ設定」

名前 

説明 

必要な値 

ディレクトリ

出力ファイルが書き込まれるディレクトリを指定します。 

絶対パスおよびディレクトリ名。