Java CAPS プロジェクトの開発

プロジェクトコンポーネントのコンテキストメニュー

プロジェクトコンポーネントには、次の図に示すようなコンテキストメニューが用意されています。

図 8 プロジェクトコンポーネントのコンテキストメニュー

一般的なプロジェクトコンポーネントのコンテキストメニューのスクリーンショット。

各種のメニューオプションについては、次の表で説明します。

表 2 プロジェクトコンポーネントのコンテキストメニューオプション

オプション 

機能 

開く 

表示されている場合は、選択したコンポーネントを適切な Netbeans エディタで開きます。プロジェクトコンポーネント (コラボレーションなど) を開くときは、そのコンポーネントの最新バージョンを開くため、あらかじめ「すべて更新」アイコンをクリックするか、「ツール」>「CAPS Repository」>「全て更新」を選択します。

ACL 管理 

管理者が選択したコンポーネントのユーザーに読み取り/書き込み権限を割り当てることができる「ACL プロパティー」ダイアログを表示します。

バージョン管理 

バージョン履歴 

選択したコンポーネントのバージョン履歴を追跡できるダイアログを表示します。「切り取って」貼り付けられたコンポーネントについては、そのインスタンスが 1 つしか存在しないため、バージョン履歴は保持されます。「コピーして」貼り付けられたコンポーネントについては、そのインスタンスが複数存在するため、バージョン履歴は保持されません。貼り付けられた各インスタンスのバージョン番号はリセットされます。

チェックイン 

選択したコンポーネントの新しいバージョンをチェックインできるダイアログを表示します。 

チェックアウト 

選択したコンポーネントの現在のバージョンをチェックアウトできるダイアログを表示します。 

チェックアウトの取り消し 

選択したコンポーネントの最後のチェックアウトを取り消すことができるダイアログを表示します。 

最新バージョンの作成 

選択したコンポーネントの取得したバージョンをチェックインして最新バージョンにすることができるダイアログを表示します。 

タグ 

選択したコンポーネントに付けるタグを指定できるダイアログを表示します。 

カット 

選択したコンポーネントをコピーし、現在のプロジェクトから削除します。切り取ったコンポーネントは、同じブランチ内の別のプロジェクトに (1 回だけ) 貼り付けることができます。コンポーネントを切り取るには、あらかじめすべての変更をコミットする必要があります。コンポーネントをチェックアウトすると、ほかのユーザーに対して切り取りと貼り付けが無効になります。 

コピー 

選択したコンポーネントをコピーします。コピーしたコンポーネントは、同じブランチ内の別のプロジェクトに (何回でも) 貼り付けることができます。コンポーネントをコピーするには、あらかじめすべての変更をコミットする必要があります。ほかのユーザーがコンポーネントをチェックアウトしても、そのコンポーネントをコピーして貼り付けることができます。コンポーネントをコピーして元のプロジェクトに再度貼り付けると、自動的に名前にサフィックス (_1) が付けられます。貼り付けを何回も行うと、貼り付けるたびにサフィックスが 1 ずつ増えます。  

削除 

次の条件に従って、選択したコンポーネントを削除します。 

  • そのコンポーネントに対する「書き込み」権限を持っていること (前述の「ACL 管理」を参照)。

  • そのコンポーネントを自分のワークスペースにチェックアウトしていること。

  • そのコンポーネントは自分以外のユーザーによってチェックアウトされていないこと。

    これらの条件を満たしている場合は、選択したコンポーネントを削除するかどうかを確認するダイアログが表示されます。「はい」をクリックすると、コンポーネントが削除されます。

名前の変更 

選択したコンポーネントの名前を変更できるように、名前のフィールドをアクティブ化します。 

プロジェクトコンポーネントの名前には、英数字 (文字と数字)、ダッシュ、および下線のみを含めるようにしてください。空白文字は使用できません。 

プロパティー 

選択したコンポーネントの設定プロパティーを示すダイアログを表示します (そのようなプロパティーが存在する場合)。