通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

パラメータ設定

アウトバウンドファイルアダプタの接続マッププロパティーの「パラメータ設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–45 アウトバウンドファイルアダプタの接続マッププロパティー - パラメータ設定

名前 

説明 

必要な値 

出力ファイル名

出力データファイルのファイルマスクを指定します。

適切なファイル名。デフォルトは「output%d.dat」です。ファイル名に含まれる %d はカウンタであり、新しいファイルごとに増分されます。

%d の代わりに、整数か long 値を取るその他の任意の printf スタイルを使用できます。たとえば、1%d%012d などを指定できます

ファイルごとに複数レコード」プロパティーが false に設定されていると、次のようになります。

  • 最初の実行を行う時点で出力ファイルが存在していなかった場合、レコードごとに新しい出力ファイルが作成されます。

  • 最初の実行を行う時点で出力ファイルがすでに存在していた場合、その末尾にメッセージが追加されます。


    注 –

    printf 機能の詳細については、対応する C 言語のドキュメントを参照してください。


EOL を追加

アダプタが出力ファイルに送信する各レコードにシステムが行末文字を追加するかどうかを指定します。 

true または false

  • true は、システムが各レコードに EOL を追加することを示します。

  • false は、その反対を示します。

    デフォルト設定は false です。

ファイルごとに複数レコード

出力ファイルに複数のレコード (メッセージ) を書き込めるかどうかを指定します。新しいメッセージは出力ファイルの末尾に追加されます。 

true または false

  • true は、出力ファイルに複数のレコード (メッセージ) が含まれることを示します。

  • false は、各出力ファイルに単一のレコード (メッセージ) が含まれることを示します。

    デフォルト設定は true です。

エンコード

有効なエンコーディング名を指定します。有効なすべてのエンコーディングを確認するには、次のサイトを参照してください。http://java.sun.com/j2se/1.3/ja/docs/ja/api/java/lang/package-summary.html

エンコーディング名。