通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

HL7 肯定応答

アプリケーション肯定応答イベントの処理方法を指定します。TCP/IP HL7 インバウンドアダプタの接続マッププロパティーのこのセクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–64 接続マップ - HL7 肯定応答

名前 

説明 

必要な値 

肯定応答レベル

外部アプリケーションが HL7 アプリケーション肯定応答を、メッセージの受信に成功したあとで送信するか、あるいはアプリケーションデータベースにメッセージが正常にコミットされたあとで送信するかを指定します。オプションは次のとおりです。 

  • A: アプリケーション肯定応答。この肯定応答は、メッセージが 1 つの受信システムによって正常かつ機能的に処理されたあとで送信されます。

  • C: コミット (受け付け) 肯定応答。この肯定応答は、メッセージの受信に成功した際に送信されます。

A」または「C」。

デフォルト設定は「A」です。

eGate がアプリケーション ACK を送信

外部システムに送信される HL7 アプリケーション肯定応答が、アダプタで生成されるか、あるいはアプリケーションサーバーから転送されるかを指定します。 

  • true は、アプリケーションサーバーが HL7 アプリケーション肯定応答を受信または作成してアダプタに送信し、アダプタがそれを外部システムに転送することを示します。

  • false は、アダプタが直接 HL7 アプリケーション肯定応答を作成して外部システムに送信することを示します。

    このパラメータは、インバウンドコラボレーションコードで使用されます。

true または false

デフォルト設定は false です。

外部 ACK を転送

HL7 アプリケーション肯定応答をアプリケーションサーバーに転送するかどうかを指定します。HL7 アプリケーション肯定応答を受信した場合、HL7 アプリケーション肯定応答の内容を、アプリケーションサーバーに (データとして) 転送する必要がある場合があります。 

  • true は、アダプタが外部システムからの HL7 アプリケーション肯定応答を処理対象としてアプリケーションサーバーに転送することを示します。

  • false は、外部システムからの HL7 アプリケーション肯定応答がアダプタからアプリケーションサーバーに転送されないことを示します。

    このパラメータは、インバウンドコラボレーションコードで使用されます。

true または false

デフォルト設定は false です。

遅延 ACK のタイムアウト

遅延 ACK のタイムアウト値をミリ秒で指定します。 

このパラメータは、インバウンドコラボレーションコードで使用されます。 

タイムアウトをミリ秒で示す数値。 

デフォルト設定は 30000 (30 秒) です。