バッチアダプタ BatchInbound の接続マッププロパティーの設定
ここでは、接続マップからアクセスされる BatchInbound アダプタ (OTD) の構成パラメータについて説明します (BatchInbound の環境プロパティーは存在しない)。
設定 (BatchInbound 接続マップ)
BatchInbound の接続マッププロパティーには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。
表 1–26 接続マップ - BatchInbound- 設定
名前
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説明
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必要な値
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ディレクトリ名
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入力ディレクトリ名 (パス) を指定します。 これは、BatchInbound アダプタがトリガーまたはデータファイルを取得するためにポーリングするディレクトリを示します。値としては、リテラルまたは正規表現を指定できます。
注 –
パス区切り文字については、バックスラッシュ「\」の代わりにスラッシュ「/」を使用してください。アダプタは、バックスラッシュを特殊文字として解釈します。たとえば、c:/temp/dir を使用します。
「ディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。
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ディレクトリ名。
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ディレクトリ名がパターン
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次のように、ディレクトリ名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現を表すのかを指定します。
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true: ユーザーが入力する名前の値が正規表現とみなされることを示します。
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false: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。
「ディレクトリ名」プロパティーを参照してください。
注 –
使用方法が不適切だと、再帰的なマッチングが発生する可能性があります。
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true または false を選択します。
デフォルト設定は false です。
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ファイル名
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入力ファイル名を指定します。値としては、リテラルまたは正規表現を指定できます。
「ファイル名がパターン」プロパティーを参照してください。
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ファイル名。
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ファイル名がパターン
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次のように、ターゲットファイル名がリテラルを表すか、あるいは正規表現を表すかを指定します。
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true または false を選択します。
デフォルト設定は true です。
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スケジュール間隔
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アダプタが入力ファイルを取得するために入力ディレクトリに対して行う各ポール間のポーリング間隔を、ミリ秒数で指定します。
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アダプタによるディレクトリのポーリング間の時間の長さをミリ秒数で示す数値。
デフォルト設定は 5000 (つまり 5 秒) です。
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